2006年11月18日

2006/11/18(土) Explore Bondi - ボンダイ・エクスプローラーでボンダイ方面を巡る

シドニーに来てから一度は行っておきたいと思っていたボンダイ Bondai にボンダイエクスプローラー Bondi Explorer というバスで行ってきました。

ボンダイエクスプローラーは、市内およびごく近郊を巡回するシドニーエクスプローラー Sydney Explorer バスと共通の 1 日乗り放題のパス $39.00- で乗ることができます。始発はサーキュラーキー Circular Quay のバス停を 08:45am に出発します。その後 09:15am、09:45am と 30 分間隔で 16:15 まで 16 本が運行されています。パスを使って途中のバス停で降りては、次のバスに乗るということを繰り返して観光するわけです。

一番早い 08:45am のバスに乗り出発した我々は、当日になって計画を見直して、おもったより時間がかかりそうだということで、当初予定していたいくつかのストップでの下車をあきらめて、Watsons Bay、Bondi Beach、Coogee Beach の 3 ヶ所に絞りました。Bondai Beach から次の Bronte Beach までは歩くので、Bronte Beach のバス停も使いますが、それでも 18 ヶ所の途中停留所のうち 4 ヶ所のバス停だけしか使いません。

最初の Watsons Bay は、その次のバス停の名前でもあるギャップパーク The Gap Park の北端あたりにあります。細い岬状の地形で、外海側がタスマニア海、内海側がワトソン湾です。

この日は非常に穏やかな感じの日でしたが、それでもギャップパークから見た広大なタスマニア海は、それなりに波もありますし、また、海は断崖絶壁に面していて、荒々しい雰囲気の海です。

広大なタスマニア海

転じて、内海側のワトソン湾は、ほとんど波もないおだやかな海です。湾内にはヨットやモーターボートが停泊していて、彼方にはシドニーのスカイラインが遠望できます。岸辺はあまり広くない砂浜があり、その中央ぐらいにカフェがある桟橋がついています。

おだやかそのもののワトソン湾

1 時間ここで過ごしてからバスに乗り、有名なボンダイビーチへ向かいます。この日は雲一つない快晴で、海も空も青く、ボンダイはとても綺麗でした。

ボンダイビーチ
ボンダイビーチの水際

建物の中から見たボンダイビーチ

ボンダイは海沿いの道だけが栄えていて、湘南と似たような雰囲気です。そこにはカフェや、ファストフードの店が色々あります。我々はボンダイサーフシーフード Bondi Surf Seafoods という店でフィッシュアンドチップスをテイクアウェイで買い、海辺に設置されている東屋で食べました。魚のフライが揚げたてでカリカリしていておいしかったです。できたてのフィッシュアンドチップスを綺麗な海辺で食べるのは、値段はそんな高いものではありませんが、非常に贅沢な気分になれます。

フィッシュアンドチップス

食後は、泳ぎはしないのですが、一応ビーチに下りて、ボンダイブルーと戯れて、海にも少し触ってきました。
ビーチに不似合いな格好で波と戯れる
ビーチに不似合いな格好で波と戯れる奥村

おなかを満たしてボンダイビーチの水にも触れて満足した我々は、予定通り次のバス停 Bronte Beach まで海岸の道 Coastal Walk を歩き始めました。
この日はこの道で sculpture by the sea というイベントをやっていたためか、ものすごい人通りで、海岸沿いをのんびり歩くつもりで来た我々は少しびっくりしました。イベントは海沿いの自然の中のあちこちに彫刻が展示されているというものですが、正直言って、自然のまま放っといてくれ、という感じもしました。

少し歩くと、ボンダイビーチ全体が見通せるようになっていい感じです。

ボンダイビーチを背景に記念撮影
ボンダイビーチを背景に記念撮影する妻

ボンダイビーチを背景に記念撮影する奥村

さらにこのあたりまで来ると、少し入り江になったボンダイビーチとは違って、タスマニア海がどど〜んと見渡せるようになります。

タスマニア海に見とれる奥村
タスマニア海に見とれる奥村


さらに進むと、タマラマ湾 Tamarama Bay が見えてきます。ここは少し小さなビーチですが、世界的に有名なボンダイと比べても美しさでは負けていないと思います。

これぞボンダイブルーという感じですが、タマラマ湾
CIMG2432

タマラマ湾を背景に記念撮影
タマラマ湾を背景に記念撮影する妻

タマラマ湾を背景に記念撮影する奥村

歩行者注意の標識がありました。これはイベントの展示物なんでしょうか?

歩行者注意

海沿いのアップダウンのある道はけっこう疲れますが、タマラマ湾の次のネルソン湾 Nelson Bay にあるブロンテビーチ Bronte Beach のバス停まで歩き通しました。

そこからボンダイエクスプローラーに乗り、クージービーチ Coogee Beach に到着です。
空を見ると飛行機が何か字のようなものを空に描いていました。

なにか描いてます
なにか描いてます

さっきより進みましたが、何を描いているのかはわかりません...
さっきより進みましたが、何かはわかりません

たくさん歩いたせいもあるのか、クージービーチに到着した頃にはおなかがすいていたので、バス停から道を渡った道を少しまっすぐ行ったところにある店で食べ物を買って、またまたビーチで食べました。妻は CAFE BOHEMIA という店の BLT を、私は Garlo's Pies という店のカレーミートパイを買いました。と言っても半分ずつ分け合って、どちらも両方食べるのですが...

CAFE BOHEMIA の BLT
CAFE BOHEMIA の BLT

Garlo's Pies のカレーミートパイ
Garlo's Pies のカレーミートパイ

ミートパイは日本はもとより、アメリカやカナダでもあまり見かけない料理なので、オーストラリアンフードと言えるかも知れません。

そんなわけでクージーを後にして市内に戻り、ボンダイエクスプローラーの旅は終了です。

サーキュラーキーに戻るとシドニーエクスプローラーに乗り換え、ハーバーブリッジを渡った北側へ行ってみました。

ハーバーブリッジの北側からの風景はあまり見ることがないので、少し珍しい感じがしました。この写真の角度で見るとブルックリンブリッジの反対側から写したマンハッタンのようで、ちょっと都会っぽく見えます。

ハーバーブリッジ北側からの風景

そこからは、ハーバーブリッジの歩行者通路 CAHILL WALK を歩いて戻ってきました。

歩行者通路からブリッジ方向を見る

ハーバーブリッジからサーキュラーキー、オペラハウス方向を見ると、対岸や船から見るとの違い、高さがあるので、なかなかいい感じに見えます。

ハーバーブリッジから見るサーキュラーキー、オペラハウス

いっぱい歩いたので疲れましたが、天気がよくて充実感のある一日でした。

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2006年11月12日

Hamilton Island (ハミルトン島) 強行 1 泊 2 日の旅 (2006/11/13 更新)

# 2006/11/13(月) 更新 - 水中カメラの画像を追加

この週末は 2006/11/11(土)〜11/12(日) の 1 泊 2 日の強行日程でグレートバリアリーフ Great Barrier Reef 近くにあるハミルトン島 Hamilton Island というリゾート地へ行ってきました。

シドニー Sydney からは飛行機で 2 時間強です。なにせ 1 泊 2 日なので、早朝 06:55 Sydney 発の便を予約しました。
タイムゾーンは同じですが、シドニーと違って夏時間を採用していないのでその分 1 時間の時差があることもあり、08:20 には到着してしまいます。写真はハミルトンアイランド空港のダウンウインドを飛ぶ飛行機から見た島の全景です。一番手前の島は別の島で、その一つ奥に見えるのがハミルトン島です。島の手前の低くなっているところに空港の滑走路が左右に延びているのがわかるでしょうか。海をはさんでさらに先にも島があります。これらの島々がウイットサンデー諸島です。

ハミルトンアイランド

Jet Star というカンタス系の格安航空会社を使って行ったのですが、シドニー空港ではターミナルの目の前に駐機しているのになぜかタラップです。ハミルトンアイランド空港にはそもそもボーディングブリッジはありませんので、やはりタラップです。そして、どちらでも、憧れの屋根なしタラップでした。

憧れの屋根なしタラップ

屋根なしといっても、本当に格安航空会社用に作ったタラップなので屋根がないというだけで、ちょっと「憧れの」屋根なしタラップとは違いますが...

到着するとホテルの日本人の係りの人が迎えに来てくれていました。荷物をバスに積んでホテルに行くと、ホテルには日本人専用のチェックイン・チェックアウトなどを行うカウンターがあり、全て日本語で対応してくれます。楽チンでいいです...

到着時点では部屋はまだ使えませんでしたが、アライバル & デパーチャーラウンジというところを使わせてくれるので、そこでバゲッジアップしてもらう荷物と、チェックインまで持ち歩く荷物を詰め替えたりできます。ホテルの部屋についているようなバスルーム (シャワーとトイレが 1 つになった部屋) も 4 つほどあり、そこで着替えて出かける準備をしました。

10:00 からウィットサンデーフライ & クルーズというグレートバリアリーフまでの日帰りツアーに参加します。行きはヘリコプター、帰りはフェリーというツアーで、ヘリコプターでは、ホワイトヘブンビーチ White Heaven Beach の上空と、有名なハートリーフ Heart Reef の上空を飛んでくれます。どちらでも、まず左旋回して左側の乗客に、次に右旋回して右側の乗客に見えるようにしてくれるので、左右どちらに座ってもちゃんと見れます。ただし左右三人掛けなので、中央に座ると良く言えばどちらも見える、悪く言うと、どちらも隣の人越しにしか見えないという状況になります。

これがホワイトヘブンビーチです。たぶん 1,500feet (450m) ぐらいの高度です。

ホワイトヘブンビーチ 1

ホワイトヘブンビーチ 2

ホワイトヘブンビーチ 3

そしてこれがハートリーフです。こちらはすごく低空飛行しています。たぶん 500feet (150m) ぐらいだと思います。ガイドブックの写真とかではわかりにくいのですが、ハートリーフは、そんなに大きなものではないので、1,500feet とかの高度だと、見え方が小さすぎるのでしょう。

ハートリーフ

そして目的地のポンツーンに到着です。ポンツーンにヘリポートがあり、そこへ着陸すると思っていたのですが、ポンツーンから少し離れたところにヘリパッチがあり、そこに降りました。すごい小さなところに降りていくので、けっこうどきどきしました。ポンツーンへ行ってからヘリコプターのいるヘリパッチを見るとこんな感じです。ヘリパッチが小さいので、ヘリコプターがそのまま水に浮いているみたいです。

ヘリパッチ

ヘリパッチからは、筏に手すりとエンジンがついただけのような船でポンツーンへ移動します。写真は、この筏からみた今回の目的地、ファンタシーのポンツーン、リーフワールド Fantasea Reefworld です。

ファンタシー・リーフワールド

到着すると別途到着しているフェリーで簡単な説明を受け、あとは帰りの時間まで自由行動です。バッフェの食事、スノーケリングの用具貸し出し、半潜水艦乗船、更衣室の利用などが追加料金なしで行えます。リーフワールドにはロッカーがないので、スノーケリング中など、カバンは適当にそのあたりに置いておくことになります。そのためホテルで貴重品はなるべく預けていった方がいいと言われてそうしたのですが、実際には、土産物屋さんがありますし、スノーケリング用具でも、度付 (Optical) ゴーグルを借りるにはデポジット $80.00- が必要だったりするので、ある程度現金は持って行った方がいいと思います。また、タオルを貸してくれないので、自前か、ホテルで借りたタオルを持っていく必要があります。

我々の場合、ついたらすぐに食事をしました。

昼食はリーフワールドのバッフェ

その後、スノーケリング用具を借りて、グレートバリアリーフまで泳ぎました。このあたり、デジカメは持ち歩けないので写真なしです。リーフワールド自体は珊瑚礁を傷つけないためだと思いますが、グレートバリアリーフの珊瑚礁自体からは 20 〜 30m ほど離れた、かなり深度のあるところに浮かんでいます。グレートバリアリーフの珊瑚礁部分は、我々がいた時間帯で水深 2 〜 5m ぐらいの浅いところなのですが、そこまで泳いで行く必要があります。私は泳げないので、スノーケリング装備 + ライフジャケット (これも追加料金なしで貸してくれます) で行きました。他に棒状のスポンジのような浮きも貸してくれるので、泳ぎが苦手でも珊瑚礁まで行けないことはありません。

----- 2006/11/13(月) 追加 ----- ここから ---------

水中撮影可能なレンズ付きフィルムの現像ができてきたので、その写真を追加します。

まずライフジャケットを着て華麗 (?) に泳ぐ私です。

スノーケリング中の奥村

そして妻。妻は水泳をやっていたので、ライフジャケットのために潜れなくて残念だったようです。

スノーケリング中の妻

そして魚です。けっこうたくさんいたのですが、写真に綺麗に撮るのはなかなか難しいです。

珊瑚礁を泳ぐカラフルな魚

小魚がたくさん

あとは貝です。見た目で 2m ぐらいはある巨大な貝で、アフロディーテが出てきそうです。博物館とか、置物でこのぐらいの大きさの貝殻を見たことは何度かありますが、活きている状態で見たのははじめてです。これって、他の 2 枚貝みたいに貝をバタバタさせながら水を吐き出して泳ぐことができるんでしょうか? もし移動してたら、かなり怖いですよね。

2m はある巨大な貝

----- 2006/11/13(月) 追加 ----- ここまで ---------

水に入った時はそれほど感じなかったのですが、水から上がってくると体が冷えていてかなり寒かったです。11 月は北半球で言えば 5 月なので、暖かい場所とは言え、泳ぐには本来は少し早すぎるのかも知れません。
珊瑚礁まで行くと魚がたくさんいたし、他に水族館でしか見たことがないような大きな貝もいて、あっという間に時間が過ぎていて、水から上がるともう 14:00 でした... あわてて半潜水艦の最終便に乗りました。

半潜水艦

半潜水艦は水面下にロングシートが左右それぞれ外側に向かって 2 列あり、その前は透明な窓になっていて水中が見えます。出発して少し速度を上げて走り、その間は窓は泡だらけですが、珊瑚礁までたどり着くと速力を落として、あとは珊瑚礁沿いにものすごくゆっくり走ります。潮の干満にもよるのでしょうが、我々が乗った時は珊瑚礁の上に入れないようで、珊瑚礁の左端の部分を延々進んでいくので、向かって右側だけに珊瑚礁がある状態で進みました。我々はそうとは知らずに進行方向向かって左に座ったので、珊瑚礁はほとんど見れませんでした... それでも復路は反対向きに進むだろうと思ってのうのうと座っていたのですが、なんと帰りは珊瑚礁から離れて深いところをスピードアップして戻っていき、結局反対側の列の人の間から少し見ただけでした。それだけでも十分楽しめましたが、向かって右に座っておけば、もっとよかったと思います。(英語のガイドをちゃんと聞いていれば、右に座った方がいいと言っていたのだかも知れませんが、我々は気づきませんでした。出発してまもなく左から右に座りかえる人が何人かいたので、その時に言っていたのかも知れません)

帰りは 14:35 ポンツーン発のフェリーでハミルトンアイランドへ戻ります。
フェリーでは子供にフェイスペイントをしたり、PADI のダイビングコースを取った人に賞状のようなものを渡したりというようなイベントがありましたが、私も妻もほとんどの時間寝てました。
ちょっとしたお菓子と、自分で入れるインスタントコーヒーは無料です。他に売店でスナック類や、お酒なども売っています。

フェリー

ハミルトンアイランドに戻るとホテルにチェックインし、さらに島内での移動手段であるバギーをレンタルしに行きました。
泊まったのはリーフビューホテル Reef View Hotel というところです。目の前には海が広がっていて、景色はすごくいいです。(ただし、名前と違って目の前にあるのは Reef ではなく、砂浜です)

リーフビューホテル客室

リーフビューホテル客室ラナイからの眺め

島内では普通の車はほとんど走っておらず、代わりにゴルフ場で使われるようなバギーが使われています。そのためレンタカーはなく、レンタバギーがあります。ホテルにも駐車場はなく、バギー置き場があります。

ホテル前はバギーがいっぱい

我々も 24 時間 $80.00- + 保険 $10.00- で借りました。

バギー

その後、夕日を見にワンツリーヒル One Tree Hill というところへ行きました。夕日が見える方向だけ木が少し伐採してあり、夕日が綺麗に見えます。

ワンツリーヒルからの夕日

ここは夕日が綺麗と紹介されているのですが、なぜかほとんどの人は、少し先の天文台があるところで見ていました。私が地図を見間違えていて、あちらが One Tree Hill だったのでしょうか...? 謎です。

夕食はフィッシュアンドチップスです。先々週フリーマントルで食べたフィッシュアンドチップスが非常に美味しかったのですが、ここのフィッシュアンドチップスもかなりいけました。

夕食はフィッシュアンドチップス

夕食後、ワンツリーヒルの先にある天文台のところへ星を見に行きました。まさに満天の星空で、久しぶりに天の川を見ることができました。また、流れ星も妻と一緒に見ることができました。写真は一応撮影を試みたのですが、コンパクトデジカメでは無理があり、真っ暗でした...

2 日目はその名もベーカリーというパン屋さんでサンドイッチとコーヒーを買って、小高い見晴らしのいい所にあるベンチで朝食をとりました。

ベーカリーで朝食を買って満足の妻

朝食のベーカリーで買ったサンドイッチ

天気が良くて、綺麗な海を見ながらの食事は爽快な気分でした。

次にコアラギャラリー koala gallery という小さな動物園へ行きました。ここではコアラを抱っこして写真を取らせてくれます。

コアラを抱く奥村

コアラを抱く妻

この動物園は非常に小さいのですが、カンガルーもいます。イースタングレイカンガルー Eastern Grey Kangaroo という種類で、かなり体の小さなカンガルーでした。

カンガルー

次にホテルの客室から見えたビーチを歩いてみました。椰子の並木があり、非常にいい感じのビーチです。

ホテル前のビーチ 1

すごい遠浅で、少し潮が引くと、ず〜っと先まで波打ち際が遠ざかっていきます。この写真は波打ち際からさらに 10m ぐらい沖へ行って撮っているのですが、まだ水深 15cm ぐらいで、さらにずっと先で普通に歩いている人がいて、遠くまで浅いのがわかると思います。

ホテル前のビーチ 2

最後に妻のリクエストで教会を見に行きました。ホテルのある場所から、教会やワンツリーヒルがある方へ行く道は急な登り坂です。ちょうど坂の上に雲があっていい感じでした。

坂の上の雲

そしてこれが教会です。小高いところにあり、ビーチが見下ろせて (天気がよければ) 素晴らしいロケーションです。

教会

飛行機までもう少しだけ時間があったので、ワンツリーヒルの先の天文台まで行ってみました。この島はほとんどどこへ行っても綺麗な景色が楽しめる感じです。

天文台からの眺め

そして帰りです。のどかな空港ビルでチェックインします。

ローカル空港感ただようチェックインカウンター

昼食は空港のセキュリティーエリアに入ってからあるカフェでサンドイッチを買って食べました。オーストラリアでもこんな小さなサンドイッチを売っているんですね。シドニーでもこういうのを売っれば昼食にちょうどいいと思うのですが...

昼食は空港で買ったトースティーサンドイッチ
posted by Okumura at 23:59 | ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

世界一大きな花

予期せぬ形でインディアンパシフィック号の旅が早めに
終わり 2006/11/03(金) にシドニーに戻ってきた我々
は、予定のない週末を迎えることになりました。
そこで王立植物園 Royal Botanic Garden で滅多に咲く
ことがない花が咲いたという、世界一大きな花を見に行
くことにしまいした。
日本でも報道されていたようなので知っている人もいる
かも知れませんが、タイタン・アルムTitan Arum とい
う花で、世界一大きいことや、滅多に開花しないことで
も知られていますが、強烈に臭いことでも有名な花で
す。
花は植物園の中でもトロピカルセンター Tropical
Centre (英式綴りなので Center ではなく、Centre で
正しい綴りです) という温室のある施設で開花していま
す。
2006/11/04(土) に最初行ったのですが、のんびり歩い
て行って 15:45 頃到着したら「16:00 閉館だから、も
う入れないよ」と言われてスゴスゴ帰ってきました。
翌 2006/11/05(日) に再び行って、料金を払って入館す
ると、なんと入ったところ (料金を払うところから見え
るところ) に展示されていました。「この場所にある事
に気づいていたら、昨日も見れてたやん...」と思いつ
つ、まず 2 度と見ることができないであろう花をじっ
くり観察しました。

写真で私の後ろに移っている白い花びらから、ベロのよ
うに黄色いものが突き出しているのが、タイタン・アル
ムです。(後ろの緑の葉っぱの木は単なる飾りの造花
で、タイタム・アルムとは関係ありません) 本当に大き
なものだと 3m ぐらいにもなるそうですが、今回咲いた
花は 1m ぐらいの大きさです。でも「メートル」単位で
大きさが語られるのですから、尋常ではない大きさであ
ることはわかると思います。

タイタン・アルム

後ろに回ると、小さな切込みがあり、雄しべ、雌しべが
見えていました。学芸員の方に聞いてみると、植物園で
は昆虫などがいないため、人間が受粉してやる必要があ
り、その作業をするための穴なんだそうです。ちょっと
グロテスクな感じがしました。

雄しべ、雌しべ

問題の匂いは、全然しませんでした。これも学芸員の方
の説明によると、最初に咲いた日の夜間はすごく匂うら
しいですが、この状態ではすでに匂わなくなっていると
いうことです。

せっかく入場料を払ったので、トロピカルセンターの温
室も入ってみました。その名の通り熱帯雨林のカラフル
な花などが展示されていました。写真の葉っぱは童話の
主人公が傘の代わりに持っていそうな形をしています。

巨大葉っぱ

あと全然関係ありませんが、アップルマーク。

アップルマーク

ウールワースというスーパーで見かけた、本当の果物の
リンゴの箱です。このマークは権利的に OK なんでしょ
うか?

posted by Okumura at 23:00 | ☔ | Comment(1) | TrackBack(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

Perth (パース) 4 日目 (鹿児島パーク)

Perth 4 日目は市内観光をしました。観光と行っても特
に名所をめぐったわけではなく、Swan 川を渡るフェ
リーで対岸まで行ってみたり、Kings Park という公園
をまわってみたりしたぐらいです。

ところで Perth は日本の鹿児島市と姉妹都市なんだそ
うです。Perth には、それを記念した鹿児島パーク
Kagoshima Park という公園が Swan 川沿いにありま
す。宮崎出身で、鹿児島出身の友人を持つ妻が、地図で
この公園を見つけて、ぜひ行きたいと Perth 到着直後
から言っていました。
ということで見に行ってきました。これが鹿児島パーク
です。

鹿児島パーク

近くには鹿児島市長の Mr. Akasaki Yoshinori が 2 回
目 (!) の訪問中 1995/10/14 に植えたという木もあり
ました。市長さんって姉妹都市へ何回も行ったりするも
んなんですね。知りませんでした。
また、鹿児島パークが Perth にある以上、鹿児島には
Perth Park があるに違いないと思います。行く機会が
あれば探してみようと思います。

posted by Okumura at 23:59 | ☔ | Comment(2) | TrackBack(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月30日

Fremantle and Sunset coast - フリーマントル、サンセット・コースト

# 2008/06/20(金) 少し追記しました。

Perth 3 日目は、レンタカーでフリーマントル
Fremantle へ行ってフィッシュアンドチップスを食べ、
その後はインド洋沿いをドライブしてきました。フリー
マントルから北側の海岸線の区間は Sunset coast と呼
ばれていて、インド洋に沈む夕日が綺麗なところです。

1 日目、2 日目はカローラを借りていたのですが、3 日
目は安い YARIS (日本名 Vits) を予約してあったので
朝はまずレンタカーの入替えに Hertz へ行きます。

YARIS
YARIS

レンタカーを予約する時、3 日間とも YARIS で予約し
ようとしたのですが、3 日目 (月曜日) しか予約でき
ず、週末の土日は予約できませんでした。どうしようか
と思ってクラスを変更すると土日も予約できた、という
のが、このレンタカー入替えになった理由です。予約し
た時は平日は安く借りれて、週末も少し高いけど車を確
保できてよかったと単純に思っていたのですが、オース
トラリアのレンタカー屋は事務手続きが無茶苦茶遅く
て、車の入替えに 1 時間ぐらいかかってしまいまし
た。海外で観光に使える貴重な 1 時間を無駄に過ごし
てしまったので、後で思い返してみると、多少高くなっ
ても 3 日間ともカローラにしておくべきでした。

ともかく、YARIS を借りてパースを脱出、一路フリーマ
ントルを目指します。

途中前の車のライセンスプレートが「ハイジャック」で
あるのに気付きました。いいんでしょうか...?

ハイジャック (HY JACK) ライセンスプレート
ハイジャック (HY JACK) ライセンスプレート

フリーマントルに着くと、まずはブランチです。今回は
フィッシュアンドチップスの店として有名であるらしい
チセレロズ Cicerello's という、港に面した店に行き
ました。フリーマントルらしい景色を楽しめるお店で
す。

チセレロズ Cicerello's 前で記念写真に収まる妻
チセレロズ Cicerello's 前で記念写真に収まる妻

パスタとフィッシュアンドチップスを注文して、海辺側
のテラス席に場所を確保しました。座っていると、カモ
メがこんなに近くに寄ってきます。

カモメ
カモメ

天気も良くて、テラス席では爽快な気分になれました。

海辺のテラスを楽しむ妻
海辺のテラスを楽しむ妻

こちらは海老のパスタです。
海老はアメリカではシュリンプと呼ぶことが多いのです
が、オーストラリアではプローン prawn と呼ぶのが一
般的なようです。これが出来上がってカウンターで受
取って席に持っていこうとしていたら、日本人女性の観
光客に突然呼び止められ、「それはなんというメニュー
で、どうやったら注文できますか?」と聞かれてしまい
ました。上の方の壁にあるメニューの、けっこう端の方
に載っていたので、あれを指差せば注文できますと教え
ておきましたが、ちゃんと注文できたのでしょうか。

プローンパスタ
プローンパスタ

そしてこちらがフィッシュアンドチップス Fish and
Chips です。

フィッシュアンドチップス Fish and Chips
フィッシュアンドチップス Fish and Chips

こういう形のポテトをチップスと呼ぶのはなんとなく抵
抗があります。写真だとポテトに埋もれてフィッシュフ
ライがほとんど隠れています。比較するものがなくて大
きさがわかりにくいですが、よく見ると写真の奥にマグ
カップのようなものが写っています。これは実はマグ
カップではなく巨大な塩入れなのですが、大きさ的には
普通のマグカップぐらいと思ってもらって間違いありま
せん。比較すると、かなり大きいことがわかってもらえ
るでしょうか。

この店の看板には "THE ORIGINAL & STILL THE
BEST"、"EST. 1903" と書いてありますが、確かに美味
しいです。景色の良さもあり、非常にいい感じのブラン
チでした。

# この後、暇を見つけてはまた追記する予定です。

サンセットコースト、インド洋に沈む夕日

今日も短く、これだけです。

posted by Okumura at 23:59 | ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | オーストラリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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