2011年01月03日

2011/01/03(月) ライスボウル 2011

母校立命館大学が甲子園ボウルに勝ってライスボウルに出場したので、東京ドームまで応援に行ってきました。

東京ドーム
東京ドーム

客席は 1 階席は外野席までほぼ満席です。最初は開いていなかった 2 階席も途中から開放されてお客さんが入っていました。

満席の 1 階席
満席の 1 階席

例によって応援中は写真をあまり撮らないので、試合中の写真はありません。

試合の話をする前に応援団についてです。吹奏楽団はいつものようにフィールドに向かって左前方のあたりにいました。同じ場所で甲子園では問題なく音が出ていたのですが、東京ドームは吸音性がいいのか、吹奏楽団ではなく応援団が鳴らしている太鼓以外の音がほとんど聞き取れず、応援が非常にしずらかったです。まわりの人もチアスティックを使って応援しているのですが、リズムが取れてない人が (私も含めて) ほとんどでした。チアはいつものようにいい動きをしていましたが、吹奏が聞き取れないので、プレー間の応援のスタートがわからず、チアが気付かない間に無音の中で踊っているという感じでした。吹奏の音を客席側に流すスピーカーを用意するなど、応援団は何らかの対策をした方がよいと思います。

試合ですが...

まさに一蹴された、という他ありません。ディフェンスはそこそこ機能していましたが、前半はオフェンスは全く機能せず、得点できる気がまったくしません。対戦相手のオービックシーガルズは、オフェンス、ディフェンスともスピードが非常にあって、どのプレーでもボールの場所にあっという間にシーガルズの選手が集まってきます。甲子園ボウルでは早稲田を圧倒した立命館大学のスピードですが、オービックはそれを上回っていました。立命館大学の今年のクオーターバック QB 谷口翔真 (背番号 15) は、元々あまりパスを投げるタイプではないのですが、パスをしようとしている時は、ほとんどいつもオービックの選手に QB サック直前まで詰められているような状態で、ロスを防ぐために投げ捨てるだけのパスが多数ありました。特にエンドゾーンを背負った自陣深い位置でのプレーでは捨てパスの連発でした。

ハーフタイムで少しアジャストして Q3 前半には少しいいところがありました。右に展開してから縦にランで上がるプレーと、左から中央ぐらいへのショートレンジ (レシーバーがスクリメージラインあたりにいるようなレンジ) のパスが通るようになって少しドライブが進むようになりました。しかし 3Q のうちにシーガルズのディフェンスはそれにもアジャストしてきて、しばらくするとそれらのプレーも通らなくなってしまいました。

また、立命館のディフェンスは、全く歯が立たなかったオフェンスよりは機能していたとは言え、オービックのオフェンスはタックルを受けてからなかなか倒れません。立命館大学のディフェンスがいい場所で最初のタックルをしている事が多かったのですが、そこから逃れられてしまい、ゲインされるというプレーが何度もありました。学生相手だと、おそらくあのタックルで止まっていたのだと思います。また、後半の得点は、シーガルズが明らかに立命館を下に見て、フィールドゴール FG で得点が狙える位置でも、タッチダウンを狙い続けてくれたおかげもあります。チャンスのあるところでシーガルズがフィールドゴールをきちんと蹴って 3 点ずつの得点を積み重ねていたら、後半はさらに 12 点ぐらいは取られていた可能性があります。

下記の最終スコア画面ではまだ 40 秒ほど残っていますが、このあとシーガルズは攻撃をせずニーダウンで時間消費をして試合終了となりました。

簡単に勝てるとは思っていませんでしたし、負ける可能性も高いとは思っていましたが、完封されるとは思っていませんでした。

完封された最終スコア: オービック 24 - 0 立命館
完封された最終スコア: オービック 24 - 0 立命館

勝利したオービック・シーガルズのみなさん、日本選手権獲得おめでとうございます。

優勝オービック・シーガルズ CHAMPION OBIC SEAGULLS
優勝オービック・シーガルズ CHAMPION OBIC SEAGULLS

一時追いつくことができないといわれていた社会人と大学の差は、昨年までにかなり拮抗した状態になっていたと思っていたのですが、今年の試合を見ると、この 1 年で大きく開いてしまったのだろうかと感じました。大学チームは毎年主力選手が卒業で抜けていくことを繰り返すので、1 年 1 年違うチームであるという難しさがありますが、逆に言えば 1 年で大きく改善する可能性もあるので、立命館大学パンサーズが来年も甲子園ボウルへの出場と勝利を勝ち取って、再びこの場所へ来て、社会人チームを相手に勝利できることを期待したいと思います。


posted by Okumura at 23:03 | 神奈川 ☁ | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
偶然奥村君を発見してしまった。笑。
そういえば、新宿で同窓会をしたような気が、、、。

ネットって凄いねー。
Posted by 今井 智子 at 2011年01月15日 21:50
> 今井さん

久しぶりです。10 年振りくらい?

伊勢での同窓会はその後も行われているのでしょうか? 私自身は伊勢にはよく奈良への帰省の往復で立ち寄ったりしていますが、同級生とは福永君以外は連絡をとってなくて、全然会いません。
Posted by Okumura at 2011年01月15日 22:33
伊勢の同級生は、私も福永くん以外とは
連絡取っていないのですよ。笑。
Posted by 今井 智子 at 2011年01月16日 21:39
ところで、ブログで使ってる写真のカメラは
どんなのを使ってますか?

あまりにも綺麗な写真ばかりで、
見とれてしまいます。

一眼レフを買おうと思っているのですが
よろしければご指南頂けませんか?
Posted by 今井 智子 at 2011年01月17日 22:12
私のカメラは CASIO EXILIM EX-FS10 という 9 万画素のコンパクトデジカメです。ほめてもらったのに何ですが、私としては写りには不満があります。このカメラの前に使っていたカメラは、同じ CASIO の EX-S600 というカメラで、6 万画素の機種でしたが、写真の出来は EX-FS10 より EX-S600 の方がずっといいです。EX-FS10 はレンズが小さいのが原因だと思います。画素数よりもレンズの違いの方が綺麗な写真には重要ということです。ただ、EX-FS10 はスローモーション動画が撮れたり、1 秒 30 コマの高速度撮影ができるので、ちょっと面白い写真が撮れます。あと動画撮影中にズーム動作ができるのがコンパクトカメラではほとんどない機能なのがいいところかな。

一眼レフは私も買おうと思ってますが、PEXTAX K-5 が候補です。一眼レフが全く初めてなら K-5 はお勧めできませんが... PENTAX はマイナーで周囲にユーザーがいないと思うので、困った時に聞く相手がいないだろうからです。そういう意味では Nikon と Canon がメジャーなので、どちらかを買っておけば間違いはないです。
あと、ミラーレスタイプと呼ばれる、OLYMPUS PEN のようなカメラも使い勝手が良くていいです。
レンズ交換に意味を見出せないのであれば、Nikon COOLPIX P100 とか、同じく Nikon の COOLPIX L110 とかもいいカメラです。
Posted by Okumura at 2011年01月17日 23:42
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