宿は今回もじゃらんnet で場所と値段優先で決めたホテルロイヤルガ−デン木更津というビジネスホテルです。
朝食は 6 種類のメニューから選べるのですが、カフェパンというメニューにしてみました。
カフェパン
食事を終えて大山千枚田に移動しました。棚田倶楽部の建物前では、案山子コンテストのようなイベントが行われているのでしょうか、色々趣向を凝らした案山子が立っていました。
アンパンマン案山子
山崎直子宇宙飛行士案山子
ゲゲゲの鬼太郎案山子
本物のバッグを持つ案山子
カマを自宅に忘れてきてしまったので、300 円で貸してもらって作業する棚田トラストの田んぼへ向かいます。
棚田トラストの田んぼで草刈り中
地元の農家の方々がエンジンカッターであらかじめかなり刈ってくれていたため、すぐに終わってしまいました。あまりに時間が早かったので、「川向こう」と呼ばれる、そちらも棚田トラストの田んぼなのですが、トラストのメンバーが普段は作業せず、地元の農家の方でほとんど面倒を見てくれているところがあり、そこの草刈りも行いました。
川向こうの田んぼの畦道の雑草は、なかなかの茂り具合で刈りがいがあります。
川向こうの畦道の雑草
11:20 まで刈って上がりにしますと言われ、時間まで黙々と駆り続けました。他の人が刈っている横を通って少し前の方へ行って、そこから刈り進みます。時間まで刈って振り返ると、さきほど追い越した人は私が刈り始めた場所まで刈り終えていたので、畦道の端の方からずっと刈り終えてすっきりした状態になっていました。
自分で刈り進んだところを振り返る
自分で植えた稲の気になる現状ですが、専門家ではないし、農家の方に聞くのも忘れたのですが、見た感じでは、花が咲き終わってこれから実が出来てくるところ、という感じでした。
稲の状況
写真で見ると、穂が完全に出来ていて、もう稲刈りしても良さそうな感じもするかも知れませんが、実物をさわるととても軽くて、実は全く入っていませんし、まだ花の名残を残した穂も少なくありません。米というのは稲の果実ですから、これから実ってきて、どんどん重くなっていくのだと思います。
稲の状況
草刈りを終えて棚田倶楽部の建物に戻り、昼食です。今回もカレーライスです。前回同様、棚田を見渡せる東屋で食べました。
棚田を見ながら食べるカレーライス
前回はこのまま汗ぐっしょりの服で帰ったのですが、今回は棚田倶楽部の建物にあるシャワールームを初めて使ってみました。浴槽のあるお風呂ではなく、シャワーだけなのですが、汗を流して、乾燥した新しい服に着替えるだけで、ずいぶんすっきりした気持ちになれました。
これで作業は終わりで後は帰るだけなのです。今回は大山不動尊というお寺に立ち寄ってみました。大山千枚田の近くに看板が出ていて以前から気になっていたのです。大山不動尊というと、地元神奈川にも同じ名前のお寺があり有名です。それに比べてこちらの大山不動尊はあまり知られていないように思います。それほど大きな寺ではないだろうと思って立ち寄って見たのですが、予想よりずっと立派なお寺で驚きました。
立派な大山不動尊の本堂
比較するものがなくて大きさがわかりにくいのですが、写真右手の赤い屋根の建物は鐘楼です。この写真で見ると、鐘楼の建物が小さいように感じるかも知れませんが、この鐘楼は普通のサイズです。本堂がかなり大きな建物であることがわかるでしょうか?
入口の唐破風様になった部分には立派な彫り物がありました。
龍の彫り物
狛犬と思われる彫り物もありました。こちらは、柱の 2 面にそれぞれ前半身、後半身があって、前後で一体となっているおもしろい構造になっていました。
狛犬の彫り物
本堂に入ると、建物の中に、さらに建物があって、その建物の前にお不動様が立っていました。こちらもちょっとおもしろい構造です。
大山不動尊の裏手の小高い山の上には高蔵神社 (たかくらじんじゃ) という境内社があります。長い階段と坂道を登った上にあって大変でしたが、せっかくなので高蔵神社にも参らせてもらいました。
高蔵神社
高蔵神社への参堂は 2 つのルートがありますが、ひとつは大山不動尊本堂のすぐ裏の斜面を斜めに上がっていくようになっています。途中からは遠景に房総半島の山々と、田んぼを従え、大山不動尊本堂の大きな屋根が見えるところがあって、景観を楽しめます。
大山不動尊本堂の大屋根
帰りも往路同様、東京湾フェリーです。
東京湾フェリーで金谷港を出航
金谷港を出発すると、フェリーの後ろの方のデッキから子供がかっぱえびせんを投げ続けていたため、かなりの数のカモメが、フェリーを追いかけてきます。
フェリーを追ってすぐ近くを飛ぶカモメ
カモメの群れは、最初は投げられたエサを空中でキャッチしたり、水面に落ちたエサを拾ったりしていたのですが、しばらくするとカモメがどんどん人になれてきた感じで、ついに人の手から直接エサを食べはじめました。
人の手からエサを食べるカモメ
何枚か撮ったところで、自分のカメラには高速連写機能があった事を思い出して撮って見ました。
高速連写シリーズ 1 (1 枚目)
高速連写シリーズ 1 (2 枚目)
高速連写シリーズ 1 (3 枚目)
高速連写シリーズ 1 (4 枚目)
高速連写シリーズ 2 (1 枚目)
高速連写シリーズ 2 (2 枚目)
高速連写シリーズ 2 (3 枚目)
高速連写シリーズ 2 (4 枚目)
高速連写シリーズ 2 (5 枚目)
高速連写シリーズ 2 (6 枚目)
高速連写シリーズ 2 (7 枚目)
高速連写シリーズ 2 (8 枚目)
高速連写シリーズ 2 (9 枚目)
高速連写が初めて役に立った気がします。
動画も撮ったので、ビデオでもご覧ください。
次の農作業は、いよいよ稲刈りです。楽しみです。
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次のイベントは稲刈りなので、大勢来るのでしょうか。
http://www.senmaida.com/diary/diary.cgi?no=222
http://www.youtube.com/watch?v=oAIP_CKo4MI
このカモメたちにとって、フェリーについて飛ぶというのは、ある意味「生きていくための狩り」の一種なんでしょうね。