2008年02月23日

河津桜まつり

まだまだ寒い日が続いていますが、伊豆の河津という所
では、冬桜として有名な河津桜が見頃を迎えているとい
うことで、河津桜まつりに行ってきました。

今回は列車の旅です。小田急で小田原まで移動し、そこ
から新幹線こだま号と、スーパービュー踊り子号を乗り
継いで、伊豆急河津駅を目指します。

食事は小田原駅か熱海駅で駅弁を買う予定だったのです
が、小田原駅であまり良いものがなく、かわりに新幹線
改札前にある箱根ベーカリーでパンを買うことにしまし
た。

箱根ベーカリーでパンを物色する妻
箱根ベーカリーでパンを物色する妻

スーパービュー踊り子号は、小田原も通るのですが、な
ぜか通過してしまうため、停車駅である熱海まで 1 区
間だけ新幹線で移動します。初代のぞみとしてデビュー
した 300 系がやってきました。東海道新幹線からは 0
系も 100 系も既に引退してしまったので、300 系が各
駅停車として使われています。なんだかもったいない感
じがします。

300 系新幹線
300 系新幹線

熱海からはスーパービュー踊り子号です。指定券は 1
週間ほど前に買ったのですが、なんと普通席は売り切
れ、グリーン席も 3 席しか残っておらず、ぎりぎりで
買えました。ということで、豪華に、というわけではな
く、仕方なくグリーンです。

スーパービュー踊子号
スーパービュー踊子号

スーパービュー踊り子号は、全席指定席で、乗車時に検
札があります。

乗車検札
乗車検札

グリーン車でくつろぐ奥村
グリーン車でくつろぐ奥村

乗車すると車内販売の人が、「飲み物が無料で付きます
が、何にするかと」聞きに座席へ来てくれました。(グ
リーン車にしか乗った事がないのでわかりませんが、た
ぶんグリーン車のみのサービスだと思います) 今回はパ
ンを食べるつもりだったので、コーヒーをいただきまし
た。

コーヒー
コーヒー

正直言って列車や飛行機で出てくるホットコーヒーは大
して美味しくない事が多いのですが、この時出てきた
コーヒーは非常にいい香りがして、美味しく飲めまし
た。

落ち着いたところで、先ほど小田原駅で買った箱根ベー
カリーのパンを食べました。

プチアボガドサーモン
プチアボガドサーモン

ピタパンサンド
ピタパンサンド

ベーコンエッグサンドイッチ
ベーコンエッグサンドイッチ

豆乳メロンパン
豆乳メロンパン

ピタパンサンドはとても美味しかったです。豆乳メロン
パンもかなりイケてます。海老名サービスエリア下り線
のメロンパンが最近とても有名ですが、はっきり言って
海老名のメロンパンより、この箱根ベーカリーの豆乳メ
ロンパンの方が、かなり美味しいです。推薦です。

今回は上記の他にセーグルレザンというパンも買ってい
ましたが、上記でかなりお腹が膨れたので、セーグルレ
ザンは食べずに置いておきました。(このパンは復路で
熱海でも小田原でも駅弁を買うことができず、夕食まで
のつなぎとして、帰りの小田急ロマンスカーで食べまし
た。

セーグルレザン (帰りのロマンスカー内で)
セーグルレザン (帰りのロマンスカー内で)

話を往路に戻して、パンを食べておなかも落ち着いたの
で、車内探検をしてみました。

先頭車両からの眺め
先頭車両からの眺め

この列車は外見から見ると先頭の展望席からの眺めが非
常に良さそうに見えます。しかし実際にこの場所へ行っ
てみた感想としては、いまいちだなぁ... というのが正
直なところでした。運転席上部に斜めになっている部分
のガラスが汚れているためか、あるいは日差しを和らげ
るためにわざとそうしてあるのか、透明度が低く、その
部分を通してはほとんど前が見えません。そして運転席
と客席の仕切りガラスの下半分には、なぜか目隠しをす
るような模様が入っていて、やはり前がよく見えませ
ん。ちょっと疑問の残る構造でした。

この列車のグリーン車は先頭 (伊豆方) から 2 両で、
その車両は 2 階建になっています。先頭車両の 1F 部
分は車内販売基地を兼ねている小さな売店と、その前の
部分はロビーとなっていました。

ロビー
ロビー

我々の乗った 2 両目の 1F 部分は、個室となっていま
した。豪華列車っぽくていい感じです。

個室前廊下
個室前廊下

熱海から 1 時間ほどで、目的地の河津に到着しまし
た。河津駅はホームからもたくさんの桜が見渡せせまし
た。駅に降り立った瞬間からお花見気分が盛り上がりま
す。

河津駅ホームから桜並木を見る (右は出発していくスー
パービュー踊り子号)
河津駅ホームから桜並木を見る (右は出発していくスーパービュー踊り子号)

駅から河津川沿いの道へ出ると、そこは桜並木が延々と
続いています。川にいくつかかかる橋から川沿いの土手
を見ると、下半分に黄色い菜の花が、上半分は河津桜が
咲いていて、とても綺麗です。

桜と菜の花に彩られた河津川の土手
桜と菜の花に彩られた河津川の土手

桜の花
桜の花

桜と奥村
桜と奥村

桜と菜の花と妻
桜と菜の花と妻

駅から川沿いの道に入ったすぐのところにある何かのタ
ンクには、桜と菜の花と伊豆の踊り子の絵が描かれてい
ます。この地域にとって、この桜並木はかなり自慢であ
るという事なのだと思います。

桜と菜の花と伊豆の踊り子
桜と菜の花と伊豆の踊り子

我々は一度河口まで歩いてから、海側から川沿いの遊歩
道を歩きました。駅の近くでは鉄橋が並木のすぐ上を
通っています。神奈川方面から来ると河津駅はこの鉄橋
の直前にあるので、列車からはこの景色を見ることはで
きませんでしたが、下田まで行く列車は、車窓からこの
景色を見ることができます。

桜と伊豆急電車
桜と伊豆急電車

1km ぐらい歩いたあたりで、川と桜の位置関係や、その
時刻の太陽の位置がよく、キラキラ光る水面を背景に、
桜の花が映える姿を見ることができます。

桜と河津川
桜と河津川

さらに上流の方では、遊歩道沿いの花壇にも花が咲いて
いて、桜との対比が綺麗でした。また、途中からは出店
も減って、純粋に桜を楽しむことができます。

花壇と桜並木
花壇と桜並木

途中川原へ降りることができる階段などもあり、下の方
から写真を撮ることができました。

菜の花と桜並木
菜の花と桜並木

桜並木は河津川に沿って 3km ぐらい続いていますが、
ほとんどの人は途中で折り返していくため、上流に行く
につれて、人はどんどん減っていきます。

延々続く桜並木
延々続く桜並木

そしてついに桜並木が途切れるところまで到着しまし
た。並木は下流では左岸にしかありませんが、来宮橋
という橋あたりから右岸にも並木が現われ、右岸の方
が少しだけ上流まで続いています。

並木の終点部
並木の終点部

並木はほぼ全て河津桜なのですが、まったくつぼみが開
いていない桜も数本あったので、それらはソメイヨシノ
など別品種なのかも知れません。また、桜並木からは土
手の反対側 (川から遠い側) に、梅らしき白い花が咲い
ている木が 2 ヶ所にありました。白い花の木と、桜の
ピンクの並木の組合せもまたいいものでした。

梅らしき花
梅らしき花

上流から戻ってくる途中、河津桜の原木を見に行きまし
た。原木ということで、もう少し古木を予想していたの
ですが、他の木に負けないぐらい立派に花を咲かせてい
て、非常にしっかりした木で、見ていると元気になれる
感じがします。

河津桜原木
河津桜原木

原木は川沿いからは少し離れた民家の庭にあります。そ
こから川沿いに戻る途中で「組合員以外の入浴はお断り
します」という看板のついた温泉を見かけました。組合
員の方をお断りする看板は温泉でよく見ますが、組合員
以外の方の入浴をお断りする看板を見たのは私としては
初めてです。まぁ、この組合は「田中温泉組合」なので
すが...

組合員以外入浴お断り
組合員以外入浴お断り

今回もたくさん写真を撮りましたが、最近は妻もかなり
写真を撮るようになりました。以前はそんなことはしな
かったと思うのですが、いい構図のために、けっこう
色々動き回ってみたりするようになりました。

桜の写真の構図を考える奥村 (妻撮影)
桜の写真の構図を考える奥村 (妻撮影)

いい構図を求めて移動する妻
いい構図を求めて移動する妻

メインの被写体とは別に、手前に別な被写体を入れて、
奥行き間のある構図が気に入っているようです。

菜の花と桜 (妻撮影)
菜の花と桜 (妻撮影)

菜の花と桜 (同じ場所で奥村撮影)
菜の花と桜 (同じ場所で奥村撮影)

河津桜まつりは祭りなので、当然出店もたくさん出てい
ます。どの店も不思議なぐらい試食に対する気前がよく
て乾燥トマト、きな粉草餅、さくら餅 (3 〜 4 種類ぐ
らい)、しじみスープ、さくらようかんなど、色々なも
のを試食しました。以下の写真はちゃんと買って食べた
ものです。

河津駅下りると駅の中で桜まんじゅうをふかして売って
いました。

桜まんじゅうを食べる奥村
桜まんじゅうを食べる奥村

駅から出て線路沿いの道を歩いていてサザエの串焼きを
見つけました。サザエは食べにくいのが苦手なのです
が、こうしてあると食べやすくていいですね。磯の香り
がして美味しかったです。

サザエの串焼き
サザエの串焼き

川沿いの遊歩道の 1 筋横の道に、すごく豪快にお好み
焼きを作っている屋台があって、人が並んでいました。
お好みもんじゃという名前の通り、食べるとなんとなく
もんじゃの味がするお好み焼きです。味はまぁまぁで
す。

お好みもんじゃ屋台
お好みもんじゃ屋台

お好みもんじゃ
お好みもんじゃ

駐車場へ向かう道沿いにも出店が出ています。そこにさ
くらの焼だんごという不思議な団子を見かけました。

さくら焼だんご
さくら焼だんご

さくら焼だんごは、甘いのかなと思って買ったら、甘辛
味噌を塗って手渡されました。もち自体はさくらが練り
こまれているようなのですが、あまり桜の味が生かされ
ていない感じでした。おいしいのですが、餡を入れて甘
い餅にした方が私の場合は好みです。

さくら焼だんご
さくら焼だんご

売店には陽気なクマのプーさんがいました。着ぐるみは
かわいいですが、おにいさんの顔はちょっといかつくて
怖いです。

陽気なプーさん
陽気なプーさん

露店の多いエリアで、伊豆の踊り子さんを見かけまし
た。観光客から声をかけられてツーショットで写真に収
まったりして大忙しでした。

伊豆の踊り子
伊豆の踊り子

トイレは川沿いに何箇所もありましたが、下流の方は人
が多すぎて行列になっていました。

桜のマークがついたトイレ
桜のマークがついたトイレ

上流の方のトイレは人がほとんど並んでいなくて、すぐ
利用できました。協力金を募金する箱が置いてあったの
で、2 回利用して、それぞれ 10 円を寄付させていただ
きました。

川沿いには駅からちょっと下流、右岸に「河津三郎の足
湯」、中流の荒倉橋〜来宮橋の中間ぐらいの左岸に「さ
くらの足湯」、豊泉橋のすこし上流右岸に「豊泉の足
湯」と 3 箇所の足湯があります。河津三郎の足湯は近
くへ行かなかったのでわかりませんが、他の 2 ヶ所は
無料です。

さくらの足湯
さくらの足湯

豊泉の足湯
豊泉の足湯

途中、なぜかステンレス槽に興味を示す一団がいまし
た。新種のオタクなのか... と思って興味深く見ていた
ところ、写真を撮りながらグループ内でしている話の内
容からして、ステンレス槽を作る会社に勤めていて、自
社の製品が実際に使われているのを見て興奮していたと
いうことのようでした。

ステンレス槽愛好家の皆様
ステンレス槽愛好家の皆様

桜並木には、緑色の小鳥がよくとまっていました。たぶ
ん花の蜜を吸っていたのだと思います。また、川には白
いけっこう大きな鳥と、カモがいました。白い鳥はサギ
かなと思ったのですが、あまり詳しくないのではっきり
とはわかりませんでした。

白鷺かな?
白鷺かな?

カモは人に慣れているのか、かなり近くまで行っても逃
げずに悠々とエサを探していました。おかげでこんなに
大きく写真を撮れました。

カモ
カモ

個々までの話と全然つながりがありませんが、伊豆急の
マークって、東急と同じなんですね。(もちろん
"TOKYU" ではなく "IZUKYU" と書いてあるのですが...)
まぁ、グループ会社なんだからこれでもいいのかも知れ
ませんが、通勤で使う列車についているマークを、遠く
へ旅行に来た時に見ると、なにかちょっと違和感を感じ
ます。もう少しリゾートっぽいマークにしてほしいです
よね。

伊豆急マーク
伊豆急マーク

こんな感じで、数年前にオートバイのツーリング雑誌で
見て以来、いつか行きたいと思っていた河津桜見物がで
きました。途中で雨が降ってきた時はどうしようかと思
いましたが、その後急速に天気は回復し、いい感じで花
見ができました。心残りは、帰りの列車がリゾート 21
ではなくて普通の電車だった事ぐらいです。


posted by Okumura at 23:42 | ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもながら、おくむらさんのゆとりと、ご夫婦の仲の良さを感じるブログが羨ましく感じます。
食べ物の紹介もすごく良いですね〜。
私も夫婦ネタを絡められるような日記を書いてみたいもんです。
いや、ホント羨ましい〜
Posted by 鎖骨折 at 2008年02月26日 22:20
> 鎖骨折さん

なんか食べ物ばっかりですいません。鎖骨折さん
の日記もオートバイを楽しんでいるのが伝わって
くる内容が多くてうらやましいです。
Posted by Okumura at 2008年03月02日 19:56
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