2008年07月12日

ロンドンで過ごす午後

2009/06/12(金) 追記

お褒めに預かり光栄です。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/oversea/1244351750/66

しかし、その部分を評価して「いいブログ」と書いていただいたのかわかりませんが、ロンドンについての Blog という意味なら、これが「いい」かどうかはかなり微妙だと思います...


レディングへ来て最初の週末です。とりあえず行ってみ
るかと言う事で、今日 2008/07/12(土) はロンドンへ
行ってきました。

レディング駅から列車で行きます。ロンドンへの往復と
underground (地下鉄) 乗り放題がついたチケットがあ
るということだったのですが、ロンドンへの単純往復と
ロンドンへの片道 + 地下鉄のパスというチケットしか
券売機の画面に出ていません。券売機の画面にはそもそ
も代表的な行先しか表示されていないため、たまたま最
初の画面に出ていないのだろうと、ちょっと操作してみ
ましたが、欲しいと思っているチケットと思われる選択
肢が出てきません。

券売機の画面
券売機の画面

有人窓口には長い列が出来ていて、駅員さんに確認する
には時間がかかりそうなので、単純往復を買うことにし
ました。1st class と Cheap があるのですが、Cheap
を買いました。
結局買ったのは Cheap Day Return というチケットで、
£14.20- です。ちなみに、非常に不思議なのですが、
片道チケット Cheap Day Single は £14.10- もしま
す。往復とたったの 10p しか違わないのです。

Cheap Day Return チケット
Cheap Day Return チケット

Reading から London パディントン駅行きの列車は 15
〜 30 分に 1 本ぐらいの頻度で走っているので、さほ
ど待つことなく列車がやってきました。

ロンドン行きの列車
ロンドン行きの列車

プッシュプル式のディーゼル機関車推進の客車列車で
す。ロンドン寄りに 1 等が何両か連結されていて、
Cheap チケットで乗れる 2 等の車両は後ろの方です。

Cheap というので、どんな車両かと思いましたが、予想
していたよりは豪華な座席がついていました。しかし
シートピッチはやや狭目です。日本人の私の体格だと問
題ありませんが、イギリス人も大きな人が多いので、そ
ういう人にはちょっときついのではないでしょうか。ま
たリクライニングはせず、回転もしません。向きは車両
の両端から中央を向いた方向に固定されていて、左右そ
れぞれの列で、途中にテーブルを挟んで向かい合った
ボックス席になった部分があり、そこを境に向きが変わ
ります。向きが変わる場所は車両の中央ではなく、左右
で場所がずれています。

座席
座席

レディングから乗った列車では、進行方向に向かって座
る座席を確保することができました。

レディングを出発すると、すぐに田園風景になります。

車窓に広がる田園風景
車窓に広がる田園風景

朝食は、列車の中で Reading 駅のバス停の前にあるハ
ンバーガー屋で買ったチーズバーガーを食べました。

チーズバーガー
チーズバーガー

レディングからロンドンまでは Slough という駅に止ま
るだけで、30 分で到着です。

ロンドン・パディントン駅に到着
ロンドン・パディントン駅に到着

ロンドンの駅は他にビクトリア駅とウオータールー駅に
行ったことがありますが、それらの駅同様、ホーム上屋
がドームになった立派な駅です。

ドームがかっこいいパディントン駅
ドームがかっこいいパディントン駅

正面玄関がしょぼいのも共通しています。パディントン
駅には正面玄関があるべき場所にはホテルの建物が建っ
ているので、外から見ると、正面側からは駅が全く見え
ません。

ロンドンで何をするか何も決めずに来たので、駅につい
てから地図をみてどうするか考えました。比較的近くに
ハイドパークがあるので、ハイドパークを散策してみる
ことにしました。

ハイドパーク
ハイドパーク

ハイドパーク

The Fountains という噴水のある池にはカモや白鳥がい
ます。カモが水面から少し上に出た感じでくつろいでい
るので、おかしいなと思ってよく見ると、交通整理の時
などに使われているコーンが水中に立ててあり、その上
に立っていました。

コーンに乗ったカモ
コーンに乗ったカモ

公園は The Royal Parks の一つなのですが、そのため
か、何でもかんでも Royal です。

ROYAL LITTER TRASH BOX
ROYAL LITTER TRASH BOX

ROYAL DOG WASTE TRASH BOX
ROYAL DOG WASTE TRASH BOX

手洗いのような噴水のようなものがあって、その上に何
かの像があるのですが、熊が争っているようにも見える
し、じゃれあっているカピバラのようにも見えるし、何
ともいいがたい感じです。

争う熊?
争う熊?

公園内を歩いて、ケンジントンガーデンへ移動しまし
た。ケンジントンガーデンとハイドパークは、どこが切
れ目かわからない感じで一体化しています。ケンジント
ンガーデンにも池があり、白鳥やカモがたくさんいまし
た。エサをやっている人が時々いて、そういう人の所に
は鳥がたくさん集まっています。

ケンジントンガーデンの池でエサをやる子供
ケンジントンガーデンの池でエサをやる子供

ハイドパークとケンジントンガーデンを通じて、故ダイ
アナ妃をしのぶ、ダイアナ・メモリアル・ウオークとい
う道があります。写真は地面に埋められた標識で、中央
部分に "THE DIANA PRINCESS OF WALES MEMORIAL WALK"
と書かれています。

THE DIANA PRINCESS OF WALES MEMORIAL WALK
THE DIANA PRINCESS OF WALES MEMORIAL WALK

さらに進んで、ケンジントン宮殿です。ここは故ダイア
ナ妃の住居であった所です。

ケンジントン宮殿
ケンジントン宮殿

ケンジントン宮殿からダイアナ・メモリアル・ファウン
テンへ向かう途中で、なにやら工事中の建物がありまし
た。写真を撮ったり、説明をしげしげと見たりしている
人が何人もいましたが、The Serpentine Gallery
Pavilion 2008 という建物を造っているようです。この
建物はフランク・ゲーリー Frank Gehry の England に
おける最初の建築物となるという説明がありました。フ
ランク・ゲーリーという人は、アメリカで人気のある建
築家のようです。

The Serpentine Gallery Pavilion 2008
The Serpentine Gallery Pavilion 2008

少し先にコーヒーショップがあり、小腹も空いていたの
で Hot Dog を食べました。

Hot Dog
Hot Dog

さらにその先に、The Diana Princess of Wales
Memorial Fountain があります。

The Diana Princess of Wales Memorial Fountain 説明板
The Diana Princess of Wales Memorial Fountain 説明板

高低差がある地形に円形の水路が設けられていて、一番
高い部分から水が湧き出していて、一番低い部分で地下
に流れ込んで消えているという彫刻的なものです。多く
の人が周辺の芝生や、水路の部分に腰掛けて、静かな時
間を過ごしていました。

The Diana Princess of Wales Memorial Fountain
The Diana Princess of Wales Memorial Fountain

私は 1986 年にダイアナ妃が来た時に二条城の前で一瞬
(0.1 秒ぐらい) 帽子だけ見たことがあるだけで、特に
思い入れはないのですが、イギリスの方には今でも敬愛
されているらしいです。こういった施設が後年に作られ
たり、そこに多くの人がやってきているという事は、そ
の証なのでしょう。

さらに移動して、私が昔使っていた英語の教科書に出て
きていた Speakers Corner へ行ってみました。教科書
曰く「いつも政治などについて高らかに演説を行う人
や、その意見を聞く人、議論を挑む人がいて、騒々しい
場所である」とかなんとか書いていたはずですが、私が
行った時は誰もしゃべっていませんでした。残念です。

Speakers Corner
Speakers Corner

ハイドパークを出てからどこへ行くかも悩みどころです
が、地図を見ると、少し南に Science Museum があるの
で、そこに行くことにしました。

移動中に T.S. ELIOT の家を偶然見つけました。

T.S. ELIOT (1888 - 1965) の住居だった家
T.S. ELIOT (1888 - 1965) の住居だった家

地図を頼りに歩いていると、地図ではそのまま行けるは
ずの所が行き止まりになっています。

行き止まり?
行き止まり?

しかしよく見ると、右端にわずかに通じている部分があ
りました。この部分は私道のようですが、"RIGHT OF
WAY ACT 1932" によって一般に使える通路として提供さ
れているという看板がついていました。

歩道は続く
歩道は続く

さらに進むと Imperial College の中を通らなければな
らないルートだったので、中へ入りました。すると、大
きなタワーが敷地内にありました。現地にあった説明看
板によると、The Queen's Tower (クイーンズタワー)
と言うようです。

The Queen's Tower
The Queen's Tower

大学敷地内の駐輪場には、BMW C1 が停まっていまし
た。キャビーナも、もしかしたらヨーロッパへ輸出すれ
ば売れるのでは、ホンダさん考えてくれないかなぁ、と
思ってしまいました。

BMW C1
BMW C1

そして Science Museum に到着しました。

Science Museum
Science Museum

有難いことに入場無料です。国民のために税金で作った
施設なのだから、お金を取るのはおかしい、という考え
が基本にあるようです。

館内は 6 階建で、かなり広さがあります。しかもこの
博物館に到着したのはすでに 16:00 ぐらいで、閉館は
18:00 ということで、全部は見切れるはずもないので、
諦めて見れるところまで見る事にして順路に従います。

この写真はワットの蒸気機関です。今からして思えば工
作精度が低いのですが、当時としてはこれが最新だった
わけです。

ワットの蒸気機関
ワットの蒸気機関

ワットの蒸気機関には、ワットがパテントを持っていた
コンデンサという機能が使われていて、そのおかげで燃
費がそれまでの蒸気機関より良かったらしいです。コン
デンサが何なのかは、説明を読んでも理解できませんで
した。

ワットのコンデンサ
ワットのコンデンサ

蒸気機関の展示をみていただけで時間はあっという間に
すぎさり、あと 30 分で閉館というアナウンスがありま
した。ロケット号だけは見ておこうと館内の案内からさ
がしたのですが、どこにあるかわからずうろうろしま
す。閉館 15 分前の 17:45 になると追い出しを開始す
るアナウンスが流れ、入口から遠ざかる方向で歩いてい
ると警備員に「閉館ですよ。出てください」と追い出さ
れるようになってしまいました。その途中で
Difference Engine を見かけました。

George と Edvard の Scheutz 兄弟による、世界初の実
際に動く差分機関の本物であるようです。

世界最初の差分機関
世界最初の差分機関

これは、電子計算機の先祖みたいなものです。しかし、
私は一応電子計算機技術者の端くれですが、この機械が
どのように動くのか、あるいは、どのように操作するの
か、全く見当も付きません。

さらに追い出されながら見つけた展示です。自動車が上
下ひっくり返った状態で天井にぶらさがっています。こ
のように停めておくことができれば、駐車するのに時間
がかかりそうですが、スペースは節約できそうです。

スペース効率の高そうな駐車方法
スペース効率の高そうな駐車方法

ということで、全然展示を見れないままに追い出されて
しまいました。

ロンドンの街中には色々面白いものがありました。

この写真は、馬注意という意味であろうと思われる道路
標識です。騎馬警官が警備していることがあると言う事
を示しているのではないかと思います。

馬注意
馬注意

また、運転席の前にボードをつけて、そこになにやら紙
を貼って、それを見ながら道路を走っているスクーター
を何台かみました。「ラーナー」を示すプレートをつけ
ていたので、免許取得のための練習中で、練習の内容な
どを書いた紙を見ながら走っているようです。こんなに
大きな視界を防ぐような取り付け方にしなければならな
いものなのでしょうか。

オートバイ練習中
オートバイ練習中

道端に駐輪していたオートバーにフロントフェンダーに
日本で見慣れたマークがあります。ヨシムラのステッ
カーでした。カタカナで「ヨシムラ」と書かれているだ
けの、例のステッカーです。中央緑色のオートバイのフ
ロントフェンダーに貼ってあるのがそうなのですが、写
真をこの大きさにしてしまうとわかりにくいですね...

ヨシムラのステッカーを貼ったオートバイ
ヨシムラのステッカーを貼ったオートバイ

ハイドパークの北側の道にはロンドンのロードプライシ
ング、Congestion charging の Central Zone を示す標
識がありました。といってもここで支払いをするのでは
なく、たぶん、ナンバー認識カメラで通過車両を識別
し、持ち主に請求が行くというようなものだと思いま
す。

Congestion charging Central Zone を示す標識
Congestion charging Central Zone を示す標識

ロンドンでは SOFT ICE CREAM という看板を付けた売店
をいくつか見かけました。私は日本以外ではソフトク
リームはあまり見かけないと思っていたので、珍しいと
思い買ってみました。

ソフトクリーム (SOFT ICE CREAM)
ソフトクリーム (SOFT ICE CREAM)

食べてみると、マシュマロっぽい食感が少しあって、少
なくともアイスクリームではないという感じです。では
何なのかと言われるとわかりませんが、それほど冷たく
もなく、アイスというより、発泡クリームという感じの
食感でした。

街中にはおしゃれな感じの店がたくさんありました。も
ちろん、レディングもおしゃれな店がないわけではあり
ませんが、やはりロンドンではたくさん見かけます。

おしゃれな店
おしゃれな店

チョコレート屋さんの店頭ディスプレイに靴がありまし
た。近寄って見てみると、どうもチョコレートで出来て
いるっぽいです。

チョコレートの靴
チョコレートの靴

パディントン駅近くには LONDON STREET という道があ
りました。ロンドンにあるロンドン通り... 不思議で
す。

LONDON STREET
LONDON STREET

レディングへ帰るためパディントン駅へ向かっている途
中で、ポストを見かけました。ふと思い出して、絵葉書
を 1 枚投函しました。間に合うかな...?

ROYAL POST
ROYAL POST

ロンドンに来てほとんど何もしていませんが、それなり
に遅い時間となったので帰ります。

パディントン駅の入口には、ごてごてした紋章がついて
いました。

パディントン駅の紋章
パディントン駅の紋章

レディング行の列車を確認してホームへ入ります。レ
ディングは色々な行先の列車の途中停車駅なので、出発
案内の見方が難しいです。列車のドアは自動ではないた
め、停車中はごらんのように開け放しです。

出発待ちしている列車
出発待ちしている列車

機関車も Royal らしく、こんなプレートが貼られてい
ました。

Royal Electrical and Mechanical Engineers
Royal Electrical and Mechanical Engineers

編成の一番先頭から見た列車です。

列車
列車

帰りの列車は途中停車駅なしで、最初の停車駅がレディ
ングでした。乗車時間は 30 分なので、けっこうすぐに
到着してしまう感じです。

レディングに到着
レディングに到着

レディングに戻ってから夕食を食べました。今回はホテ
ルに付いているレストランで、スパゲティを食べまし
た。エビのハサミがカニと見間違うほど立派でびっくり
しました。

夕食
夕食

posted by Okumura at 23:27 | 🌁 | Comment(4) | TrackBack(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
愉快で楽しそうな旅でしたね(お約束)。
Posted by nagayoshi at 2008年07月13日 20:41
イギリスの電車、可愛い。
ファーストクラスってどんな感じなんだろう。

食べてる物がしょぼすぎます。
野菜も食べましょう。
Posted by あんぱんち at 2008年07月13日 20:53
相変わらず仕事忙しそうね(笑。

結構見所があってよさそうな感じ。Science Museumはうちの息子が喜びそう。いい息抜きになったことを祈ります。
Posted by くくつ at 2008年07月13日 22:45
> nagayoshi さん

楽しかったですよ。

> あんぱんちさん

野菜も昼の社食中心に食べてます。

> くくつさん

時差を無視した電話とかもあって、実際かな
り忙しいんです。仕事以外の事しか Blog に
書いてないから、誤解されてるなぁ...
Posted by Okumura at 2008年07月16日 00:57
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