2010年07月31日

JAXA 相模原一般公開 2010

2007 年の一般公開に行って以来、3 年振りとなる JAXA 相模原キャンパス一般公開に行ってきました。

スクーターで小田急相模原方面から、淵野辺公園の横を通って北上するルートで向かったのですが、市立博物館入口交差点を左折する手前にある JAXA の西門が開いていて、そこにも駐輪場があったため、そこから入らせてもらうことができました。

JAXA 相模原キャンパス西門
JAXA 相模原キャンパス西門

今年もエコバッグを配っていました。

JAXA エコバッグ
JAXA エコバッグ

今年の目玉は何と言っても、はやぶさ Hayabusa 帰還カプセルの展示です。しかし、平日だった昨日 2010/07/30(金) の公開初日でも 2 時間待ちだったということで、行く前から「今日は見れないだろう」と思っていました。でも一応状況を見てみるかと、カプセルが展示されている市立博物館方向へ言ってみると、まだ市立博物館が見えてない場所に、入場待ちの最後尾がありました。係りの人に聞くと、昨日はこのあたりからだと 2 時間程度かかった、ということでした。

JAXA の一般公開には、はやぶさ関連以外にも見たい展示が一杯あるのに、ここで 2 時間費やすと、他が全く見れなくなります。ということで、はやぶさ帰還カプセル展示は、きっとまた見る機会があるだろうということで今回は諦めることにしました。

はやぶさ帰還カプセル展示入場待ち行列最後尾
はやぶさ帰還カプセル展示入場待ち行列最後尾

JAXA 相模原キャンパスへ入っていくと、第 1 会場の建物前に、顔ハメがありました。もちろんハマって、近くにいた人に写真を撮ってもらいました。

JAXA 顔ハメを楽しむ奥村
JAXA 顔ハメを楽しむ奥村

メインの建物の入口は、はやぶさ関連の展示を見るための列と、それ以外の展示を見るための列に分かれていました。私ははやぶさ以外の列に並んだのですが、はやぶさの展示を見る列は、かつて JAXA の一般公開では見たことがないような建物の外まで続く列ができていました。

建物の外にも長く続く、はやぶさ関連展示を見るための列
建物の外にも長く続く、はやぶさ関連展示を見るための列

はやぶさ以外の展示を見るために 2F に続く階段から、大混雑のはやぶさ関連展示のコーナーを見れます。

大混雑のはやぶさ関連展示コーナー
大混雑のはやぶさ関連展示コーナー

この、はやぶさ実物大模型や、はやぶさのミッションの説明をしたパネルなどを含む展示は、遠目には、ほとんどが既に見たことがあるものばかりのように見えましたが、はやぶさ実物大模型の下に見慣れない展示物がありました。良く見ると、はやぶさ帰還 Hayabusa re-entry 当日 2010/06/13(日) に管制室で実際に運用で使われていたホワイトボードのようでした。

はやぶさ帰還 Hayabusa re-entry 当日 2010/06/13(日) のホワイトボード
はやぶさ帰還 Hayabusa re-entry 当日 2010/06/13(日) のホワイトボード

はやぶさ帰還イベントの時、JAXA の方が、「今年の相模原キャンパス公開では、はやぶさ関連のスペアパーツなど、いざという時のために保管してあったものを展示する予定です。」と話していたので、遠目にはこれまでと同じような展示でも、実は近くで見ると、これまでと同じ説明板の下に、本物の部品が置かれていたりというような事があったのかも知れません。しかし、結局この大混雑エリアには私は最後まで立ち入らなかったため、本当のところどうだったかはわかりませんでした。
これらの展示を横目で見ながら、2F の天文グループの展示を見に行きました。

これは、はやぶさ帰還カプセルに勝るとも劣らないお宝、IRTS の宇宙から回収された赤外線望遠鏡の一部です。

IRTS 赤外線望遠鏡の一部
IRTS 赤外線望遠鏡の一部

再利用可能な人工衛星の実証試験として、若田飛行士がスペースシャトルのロボットアームで捕まえて回収してきた衛星に積まれていた望遠鏡です。有名なハッブル宇宙望遠鏡をはじめとして、世界ではこれまでいくつかの宇宙望遠鏡が打ち上げられてきましたが、地上に戻ってきたものは、この望遠鏡が唯一です。

上記の望遠鏡の後継として、日本は赤外線宇宙望遠鏡を打ち上げています。現在運用中のものが「あかり」です。JAXA の説明員の方々が「あかりちゃん」と呼ぶのがおかしかったです。そして、あかりちゃん関係の説明員の方々のうちの何人かは、ごらんのあかりちゃん法被を着ていました。これ欲しいなぁ...

あかりちゃん法被背中 (灯 あかり)
あかりちゃん法被背中 (灯 あかり)

あかりちゃん法被襟 (赤外線天文衛星 あかり 赤外・サブミリ派 天文学 研究系)
あかりちゃん法被襟 (赤外線天文衛星 あかり 赤外・サブミリ派 天文学 研究系)

こちらは別の会場で展示されていた「あかり」のクライオスタット (冷却容器) の開発試験モデルです。実際に宇宙を飛んでいる「あかり」とほぼ同じ素材で作られた、ほとんど本物といってよいものです。

あかりクライオスタット (冷却容器) 開発試験モデル
あかりクライオスタット (冷却容器) 開発試験モデル

宇宙区間では日影を作って真空に露出すれば、わざわざ冷却しなくても絶対零度近い温度が得られるのではないかと思って質問してみました。すると宇宙空間といえども、衛星自体から伝わってくる熱や、天文衛星は地球に近い軌道を飛んでいることから、太陽の影だけを作っても、地球が巨大な赤外線源となってノイズとなることなどから、絶対零度近い魔法瓶のようなものを作って観測機器を納める必要があり、このような容器が必要なのだそうです。
冷却は液体ヘリウムの気化熱で行っていたものがメインで、それとは別に冷却器も備えられているそうです。外側が銀色のなのは外からの熱の進入を最小にするとともに、冷却器の放熱器としても機能させているそうです。液体ヘリウムを使った場合は、絶対温度 3 度ぐらいまで下げられるそうです。
現在の「あかり」は、既に液体ヘリウムはすべて蒸発してしまっていて、今後の運用方法は研究中ということでした。

続いてのコーナーでは電波天文衛星 Astro-G (VSOP-2 システムの衛星) の展示が行われていました。VSOP に比べて 10 倍ほどの解像度となるらしく、地球上から、月面に立つ人の顔が区別できる程度の解像度で、「視力」に換算すると 130 万なのだそうです。

VSOP-2 の視力は 130 万
VSOP-2 の視力は 130 万

解像度が上がったのは、衛星の高度が高くなったことが理由だと思っていたのですが、質問してみると、観測に利用する周波数が上がったことによる効果の方が高いそうです。

こちらは Astro-G のアンテナの構造が展開できるかどうかの実証に使われていたモデルです。大きさは小さいのですが、素材的にはほぼ本物らしいです。触らないでと書いてあるのですが、説明員の人が気軽に「触っていいですよ」と言っていたので、アンテナとなる網の部分を触らせてもらいました。これが傘のように広がって、それがさらに 7 つ組み合わされてアンテナの全体となります。

Astro-G のアンテナ構造模型
Astro-G のアンテナ構造模型

アンテナの網目には凹凸があるように見えるのですが、張力を与えて展開することで、パラボラ局面にきちんとなるらしいです。張力与えても平面にしかならないような気がするのですが、何か工夫があるのでしょう。(その部分は聞けませんでした...)
アンテナは電気的に全体が 1 つになっている必要があってボンディングワイヤーのようなもので接続されているのかと思いましたが、ある程度の面積が電気的に 1 つになっていれば、個々の部分は分離していても、全体として反射鏡として有効に機能するそうです。
金属膜ではなく、網であることで指向性が出ませんか? と聞いてみたら、やはり出るそうです。でも問題にならないレベルということでした。
観測方向に対して後ろに吊り下げるようにパラボラの傘を開いているので、衛星の影が落ちませんか? と聞いて見ると、実はこのパラボラ面は、底の面ではなく、オフセットされた部分なのだそうです。なので衛星の図をパッと見ると、パラボラ局面の底の真上に衛星がいるように見えますが、実際にはちゃんと入射角からは外れています。一方で衛星から見て観測方向にパラボラを展開してもいいのではないかと思って聞いて見ると、アンテナの給電点を衛星本体の近くに持っていた方が色々有利なので、この構造がいいのだそうです。
当たり前ですが、色々考えて作られているんですね。

観測データは、衛星にメモリを積んでバッファしていると思っていたのですが、これも聞いて見るとリンク局という地上局にリアルタイムでダウンロードしていて、衛星には溜めていないのだそうです。観測中は 1G bps ぐらいのリンクで流しっぱなしにするようなデータが発生するらしいので、観測時間をカバーできるメモリを積むのは大変だし、宇宙で利用できるメモリは、熱、宇宙線など多くの条件をクリアする必要があって、コストなども考えると現時点では難しいということでした。

解像度をさらに高めるために半径を稼ぐためには、人工衛星ではなく、人工惑星軌道にした方がよいのではないかという事も聞いて見ましたが、観測中はリンク局との通信を維持しなければならないので、あまり距離が離れると必要な電力が大きくなって、太陽電池でまかなえる範囲に収まらないという問題や、電波の到達時間が長くなって制御が難しくなるという問題などがあるそうです。予算さえあれば解決できる問題のようですが、何でもできる状況にはないので、人工惑星案は当面ないそうです。

地球 - 衛星の現在位置という線に対して直角方向しか観測できないのかも聞いて見ました。それ以外の方向でも観測できるそうです。ただし、直角から外れるほど解像度は悪くなります。

衛星の軌道は赤道から 30 度だか 40 度だかずれているので、地上局との関係にはずれが生じて、観測できる、あるいは、観測しやすい方向はそれによって変わって行きます。VSOP-2 に参加する地上の電波望遠鏡の数や場所、それぞれが VSOP-2 として運用に参加できる時間の制約など、色々な条件があるため、いつでも、どの方向でも観測できる、というようにはなかなかならないのですが、ほぼ全天が観測できるそうです。衛星が同時に 2 機上がっていると自由度が高くなると言っていました。これも予算の問題で無理なのだそうです。

VSOP-2 の解像度は 38 マイクロ秒角ときわめて小さな角度です。衛星の方向制御がとてもシビアである必要があるように感じるのですが、そんな極小角度の制御が可能なのかも聞いて見ました。すると、アンテナ間の信号の処理などによって解像度が出てくるので、衛星の方向や、地上のアンテナの方向などは、観測で得られる解像度よりずっと低い精度で制御できれば十分なのだそうです。なるほど...

1F に下りて、イカロス IKAROS 関連展示のコーナーへ進みます。順路表示がかわいいです。

イカロス展示順路表示 (こっちー)
イカロス展示順路表示 (こっちー)

こちらも同じ順路表示ですが、ちょっと顔が違います。

イカロス展示順路表示 (いくぞー)
イカロス展示順路表示 (いくぞー)

グッズも色々出てました。かわいいです。

イカロス携帯ストラップ 3 種
イカロス携帯ストラップ 3 種

イカロス缶バッジ 10 種
イカロス缶バッジ 10 種

イカロス応援色紙がたくさん展示されていました。一般の人からのものの縮小された写真も展示されていましたが、以下の 3 枚だけは実物が展示されていました。3 枚目は作曲家の三枝成彰さんの色紙なのですが、1 枚目と 2 枚目は誰のものかわかりません。

イカロス応援色紙 1
イカロス応援色紙 1

イカロス応援色紙 2
イカロス応援色紙 2

イカロス応援色紙 3 - 作曲家の三枝成彰さんの色紙
イカロス応援色紙 3 - 作曲家の三枝成彰さんの色紙

イカロス関連展示コーナーの天井には、イカロス分離カメラ DCAM から撮影した、イカロス自身の写真が何枚も展示されていました。

DCAM から撮影したイカロスの写真群
DCAM から撮影したイカロスの写真群

こちらは別会場で展示されていた、展開した状態のイカロスの帆です。これで 1/4 で、実際はこれが 4 枚ついていることになります。実際に展開した状態で見ると、かなり大きく感じます。

展開したイカロスの帆 (1/4)
展開したイカロスの帆 (1/4)

帆の隅には小さなおもりが付けられていて、イカロス自身が 1 分間に 1 回転強程度回転していることにより、遠心力で展開され、帆の広がった状態も遠心力だけで維持されています。つまり特に骨があるわけではありません。それで帆として役に立つというのがちょっと不思議な感じがします。上にある連続写真の帆の状態を見ると、完全に平面というほどには真っ平らに広がっていなくて、表面はある程度くしゃくしゃになっているように見えますが、それでも帆としての力は計算通りに出ているらしいです。それも不思議でした。

イカロスの帆の太陽光を受ける面は、基本的に帆としての効率を上げるために銀蒸着がされています。しかし隅の方に黄色くなった部分があります。これは銀蒸着した帆の表面に液晶が貼られた部分で、帆の出力を制御するために使います。液晶を電気で制御して、透明にしたり、光を通さないようにしたりします。透明にすれば銀色そのままの場合より効率は落ちますが、帆としてある程度機能します。不透明な状態にすると、その面積分は帆としての機能が大幅に低下します。黄色い部分は 16 ヶ所にグループ分けされていて、それぞれ個別に透明にしたり、不透明にしたりという制御ができます。これにより丸 1 日かけて 1 度ぐらい方向が変えられる程度の出力のアンバランスを作ることができるのだそうです。
展開して展示されていた帆の制御部は、透明状態と不透明状態の状態を見せるため、両方の状態を短い時間で繰り返していました。

制御部 (透明状態)
制御部 (透明状態)

制御部 (不透明状態)
制御部 (不透明状態)

帆の中程には太陽電池が貼られています。この太陽電池が機能するかどうか自体の実証がイカロスの目的だったので、イカロスのミッションでは発電確認をしただけで、イカロスの運用の電力は、イカロスの帆ではなく、衛星本体に貼られた太陽電池でまかなわれているらしいです。実証試験では、衛星本体に貼られた太陽電池より大きな出力が帆に貼られた太陽電池から得られることが確認されています。
帆はポリイミドフィルムという黄色い透明な一種のプラスチックに銀蒸着して作られています。太陽の側を向くのは銀色の面で、反対面はポリイミドフィルムの黄色い色をしています。展開して展示されている帆を見ると、この黄色い面にも太陽電池が貼られていました。

帆の黄色い面にも貼られた太陽電池
帆の黄色い面にも貼られた太陽電池

黄色い面にも太陽電池が貼られているということは、こちらの面を太陽に向けて飛ぶこともあるのかと思って質問してみました。すると、これは太陽電池の反り対策で、同じ素材である太陽電池を裏向きにも貼ることで、素材の反りが相殺しあって反りが発生しなくなるのだそうです。しかし、この太陽電池が実際に太陽電池として発電することはなく、重量的には無駄になってしまうそうです。

こちらはイカロス IKAROS の動釣合試験時の写真です。向かって右側の写真は回転中の様子を撮影したものらしく、ブレていて回転している事がわかります。衛星は打ち上げる前に、このように回転、振動、熱など、さまざまな要素での試験を行います。

イカロス IKAROS 動釣合試験写真
イカロス IKAROS 動釣合試験写真

こちらはイカロスの高利得アンテナです。
小さく「入」という字のようなパターンが並んでいますが、このパターン 1 つ 1 つがアンテナで、アレイアンテナとして機能するようです。アンテナ本体は本当は銅色なのですが、白くなっているのは熱対策です。

イカロス高利得アンテナ
イカロス高利得アンテナ

イカロスは金星に向かっているのに、なぜ太陽光を使った帆で進めるのかという疑問も聞いてみました。帆は角度を変えることで加速にも減速にも使え、イカロスは真っ直ぐ金星に向かっているわけではなく、周回軌道を少しずつ減速することで地球の軌道より内側に落ちていくように飛んでいるので、その減速に帆が使えるということでした。帆で再加速して地球と同じ軌道へ上がってくることもできるのだと思います。

イカロスの今後ですが、予定していた実証試験はほぼ終わってしまったので、後はあまりやることがないそうです。金星へ向かっているということだったので、金星探査を行うのかと思っていましたが、宇宙ヨットの試験として地球軌道より内側を目指して飛んでいるというだけで、金星へ近づくミッションではないのだそうです。他の人工衛星、人工惑星同様、いずれ寿命を迎えますが、太陽や地球へ落として燃やしてしまうというプランはないそうです。そのままデブリとなります。人工衛星軌道ではそういうことは許されないそうですが、人工惑星なので放置しておいていいのだそうです。どうせなら制御がきかなくなる直前に地球より早い速度に加速して、外宇宙へ飛んでいってしまうようにすればいいのに、と聞いてみましたが、説明員には笑って「そうですねぇ〜」という感じで流されてしまいました。

第 1 会場のイカロス関連の展示から、裏手にまわって出口に向かう通路に、日本初の人工衛星「おおすみ」の模型がひっそりと展示されていました。そこに掲示されていた「おおすみ」が 1970/02/11 に打上成功した時に喜ぶ人々の行列の写真が、時代を感じさせつつ、最近はやぶさの帰還成功を無邪気に喜んでいた私を含む一般の人々と同じように、当時の一般の人々も、生活に直結しない科学的成果を喜んでいたんだなぁとうれしくなりました。日本にはこういう人々の存在するということが、意外に科学の進歩に重要な役割を果たしていると思います。

おおすみ打上成功を喜ぶ人々
おおすみ打上成功を喜ぶ人々

同じく第 1 会場のトイレ近くにある自動販売機です。はやぶさ帰還イベントの時もそうでしたが、自動販売機は売り切れ続出です。オペレーターに依頼して 1 日数回補充をしてもらうぐらいでいいように思うのですが、特に策無しという感じで放置されていました。まぁ、今日ははやぶさ帰還イベントの時とは違い、あちこちに臨時売店テントが設置されて飲み物を売っていたので、なにもこの自動販売機で売らなければいけないというわけでもないのですが。

売り切れ続出の自動販売機
売り切れ続出の自動販売機

会場間を移動する時に、屋外に展示されている M-V-2 ロケットの前を通りました。

M-V-2 ロケット (ほぼ実物)
M-V-2 ロケット (ほぼ実物)

このロケットにも説明員がついていました。例年の JAXA 一般公開では、これらの屋外ロケットには説明員が付いていなかったと思います。はやぶさ効果で例年より多くの入場者が予想できたため、例年より説明員を大量増員したのではないかと思います。

固体燃料ロケットでこれまで不思議に思っていたことをいくつか聞いて見ました。一つは姿勢制御です。固体燃料ロケットでは、液体燃料ロケットのようにエンジン出力の大きさを制御することはできないと思っていたのですが、これは事実で、一度火をつけたら、出力の調整もできないし、途中で停止することもできず、燃え尽きるのを待つだけなのだそうです。
ただし、方向の制御は、噴射ノズル自体の向きが変えられるようになっていて、それで制御しているのだそうです。そしてピッチやロールの制御は、本体の周囲に付けられた小さなロケットで行っています。

ピッチ、ロール制御用ロケット (1 段目用)
ピッチ、ロール制御用ロケット (1 段目用)

ピッチ、ロール制御用ロケット (3 段目用)
ピッチ、ロール制御用ロケット (3 段目用)

これらの姿勢制御用ロケットも固体燃料ロケットです。なので出力の調整はできません。最初の M-V-2 全体の写真を見るとわかるように、この姿勢制御ロケットの後ろには噴射ノズルがありません。ではどこから噴射しているのかというと、1 段目の姿勢制御用ロケットがわかりやすいのですが、側面にいくつかの穴が開いています。写真では片方の面で、前の方に 4 ヶ所、後ろの方に 4 ヶ所あるのが見えます。これが逆の面にもあります。ロケットの出力は、弁のような機構によってこれらのノズルに分配されます。ロケットに点火すると、これらのノズルから両方の面に対して同じだけの出力となってバランスがとられるように弁が調整されます。制御が必要になると、弁による分配を調整してバランスを崩すことで、ロケットを回転させたりする方向の制御を行います。この方法だとロケットは固体燃料でずっと同じ出力で噴出し続けていても、姿勢制御が行えるというわけです。

また、固体燃料ロケットって、燃焼が進むと噴射が不安定になるのではないかという疑問がずっとありました。今回 M-V-2 の場所にいた説明員の方に色々聞いて、疑問が解消しました。下の図を見てください。私はこの図で「間違った燃焼状況」と書いたような感じで固体燃料ロケットは燃えているのだと思っていました。これだと燃焼が続いて燃料が少なくなると、燃料が燃えている部分から噴射ノズルまでの距離が伸びてしまい、燃焼前半と後半でその距離が変わることから、出力が一定しなさそうに思えます。また、噴射ノズルに向かってまっすぐ進んでいくべきロケット噴射が、燃焼後半では燃料室内の形状により影響を受けたりして、これも出力が不安定となる要素になりそうです。
ところが実際の固体燃料ロケットは、エンジン内にぎっしり燃料が詰まっているのではなく、中心部に空洞があるのだそうです。点火はこの空洞の内壁全体に対して行われ、燃焼中は燃料の内壁部分全体が燃え、円周の外側に向かって燃え広がっていくのだそうです。以下の図で「本当の燃焼状況」として書いた図が、その説明です。

固体燃料ロケットで誤解していたこと・解説図
固体燃料ロケットで誤解していたこと・解説図

なるほどなぁと思いました。

はやぶさの打上に使われたこの M-V ロケットは、継続しないことが決定となっていますが、JAXA は後継機としてイプシロンロケットの開発を進めています。このロケットは M-V ロケットのスケールダウンとなって、もはや、はやぶさクラスの衛星を打ち上げる能力は持ちません。しかし、せっかくつちかってきた世界最高レベルの固体燃料ロケットの技術を継承するための苦渋の選択であったのではないかと思います。

イプシロンロケット模型
イプシロンロケット模型

こちらは電波無響室 RF (Radio Frequency) Anechoic Chamber です。

電波無響室 RF (Radio Frequency) Anechoic Chamber
電波無響室 RF (Radio Frequency) Anechoic Chamber

何か神殿のような雰囲気があります。
人工衛星に取り付けたアンテナの指向特製などが正しく設計どおりであるかどうかを確認するための部屋です。周囲のでこぼこしたものは電波を受けると吸収して熱としてしまうカーボン含有角錐型ポリウレタンフォームという素材です。電波無響室の前に、実物が触れるように置いてありました。もっとゴツゴツした硬いものだと思っていたのですが、実際に触ってみるとやわらかいスポンジのようなものでした。

電波吸収体 (カーボン含有角錐型ポリウレタンフォーム)
電波吸収体 (カーボン含有角錐型ポリウレタンフォーム)

電波無響室内では、はやぶさ帰還カプセルの落下地点を特定するために使ったビーコン電波を検出する電波方向探査の実験を公開していました。また、この電波方向探査局 DFS (Direction Finding Station) アンテナは、屋外にも展示されていました。こういったアンテナ 4 機がオーストラリアで活躍して、帰還したはやぶさカプセルの落下地点を特定するのに役立ったそうです。

電波方向探査局 DFS (Direction Finding Station) アンテナ
電波方向探査局 DFS (Direction Finding Station) アンテナ

はやぶさで故障したことで有名となった、リアクションホイールのジャイロ効果を体験できる展示もありました。ターンテーブルの上に立ち、体の前に大きなホイールの付いた装置を抱えて立ちます。ホイールをまわさずにひねってもなにも起こりませんが、ホイールを回転させた状態でホイールの軸を 90 度ひねる方向に回すと、自分の体がターンテーブルの上で向きを変えて行きます。言葉で書くとわかりにくいと思いますが、実際に体験すると、とても不思議でおもしろい実験です。

ジャイロ効果体験展示
ジャイロ効果体験展示

何のコーナーだったか忘れてしまいましたが、プラズマボールの展示もありました。このプラズマボールは子供に人気が高くで、この手のイベントでよく客寄せに置いてあるのを見ます。しかし実は自分で触ってみるのは 2 回目だったりします。だいたいどこのイベントでも行列になっているからです。

プラズマボールに触ってみた
プラズマボールに触ってみた

蛍光灯が置いてあって、「近寄せるだけで光る」と書いてあったのでやってみました。この写真だと肝心の蛍光灯の両端が写ってないので、蛍光灯が電源に接続されていないことがわからないのですが、実際どこにもつながっていなくて、手で持っているだけです。プラズマボールに近寄せた部分を中心に、本来の蛍光灯の光より少し弱い感じで、ボワーっと光ります。

プラズマボールで蛍光灯を光らせる
プラズマボールで蛍光灯を光らせる

売店は何箇所かにありました。会場内には本屋さんがあって、はやぶさ関連の書籍がやはり良く売れていたようです。こちらの、屋外テントで売っていた、はやぶさレジン (樹脂) キットも 6,000 円と高価であるにもかかわらずけっこう買っている人をみかけました。

はやぶさレジンキット 6,000 円
はやぶさレジンキット 6,000 円

イベントは 16:30 に終了です。放送で「終わったので帰ってね」と何度も繰り返していましたが、17:00 過ぎになっても JAXA 相模原キャンパス内には人がいっぱい残っていました。はやぶさ人気でこのようなイベントに興味をもって初めて来た人が多かったのだと思います。

17:00 ちょうどぐらいに JAXA を正門から一度出て、はやぶさ帰還カプセルを展示している市立博物館がどのような状況になっているのかを見に行きました。すると、なんと 17:00 の時点でも大行列ができていました。

17:00 を過ぎても解消されていなかったはやぶさ帰還カプセル展示の待ち行列
17:00 を過ぎても解消されていなかったはやぶさ帰還カプセル展示の待ち行列

今年の JAXA 相模原一般公開は、はやぶさ効果でいつもよりかなり人出が多かったように思います。そして今回も全然全部は見てまわれませんでした。金土の 2 日間ではなく、金土日の 3 日間開催にして欲しいです。まぁ、元々は 1 日だけのイベントだったのが 2009 年からようやく 2 日間開催になったばかりだし、職員の方も休みたいでしょうし、変わりに月曜日休みとかにして、研究に支障が出るようでは本末転倒ですし、そう考えると仕方ないのかも知れませんが...

来年はきっとはやぶさブームなんて何のこと? というぐらい、いつもぐらいの人出に減って、はやぶさ帰還カプセルも写真撮り放題で普通に展示されるものと思います。

あ、あと、今年は一人で行ったので、悲しくありませんでした。
2011/08/27(土) 追記

あ、リンクされてる!

2010 JAXA Open House WIKI
posted by Okumura at 23:41 | 神奈川 🌁 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

銀ブラ

迎賓館を見学後、ちょっとした買い物をするために銀座へ行く必要があり、ついでにお昼ごはんを食べてきました。銀座に行くのは、たぶん 3 年振りぐらいです。銀座はやはり都会っぽさを感じます。

お昼はデリー DELHI というインド料理屋さんで食べました。

プチラブリーターリーという 1,570 円のセットに、インターネットで見つけて印刷しておいた飲み物無料クーポンで、マンゴーラッシーをつけました。

セットのスープ
セットのスープ

スープもインド料理らしく、ちょっと辛いスープです。

セットのカレーは選ぶことができ、妻とシャーヒーカレーという野菜カレーと、バターチキンカレーを頼んでシェアしました。

シャーヒーカレーのプチラブリーターリー
シャーヒーカレーのプチラブリーターリー

バターチキンカレーのプチラブリーターリー
バターチキンカレーのプチラブリーターリー

マンゴーラッシーと一緒に、なにやら缶が 2 つ出てきました。

マンゴーラッシーと缶 2 つ
マンゴーラッシーと缶 2 つ

中身は漬物のようなものです。

漬物 (キムチ?)
漬物 (キムチ?)

漬物

最後にインディアン・ティーが付きます。他のインド料理の店ではチャイと呼ばれているものだと思います。

インディアン・ティー
インディアン・ティー

銀座のメインストリートを歩いていると、真珠・宝飾品のミキモトの店の前のショーウインドーに、なんとはやぶさの展示がありました。ショーウインドーには "燃エ尽キルホドニ輝クコトノ美シサヲ私タチノ心ニ呼ビ覚マス為ニ「はやぶさ」は還ッテ来タ。" と書かれていました。宝飾店なんて、はやぶさと最も縁遠い種類の商売という印象なのに、こういった展示をしてくれるのは嬉しいです。

ミキモトのショーウインドーにあったはやぶさの展示
ミキモトのショーウインドーにあったはやぶさの展示

三越は 2010/09/11(土) オープンで増床するらしいです。百貨店不況と言われて久しいのに、大丈夫なのでしょうか?

三越 2010/09/11(土) 増床
三越 2010/09/11(土) 増床

さすが銀座、キューピットが、矢を射る相手をこっそり狙っていました。

獲物を狙うキューピット
獲物を狙うキューピット

帰りは JR 山手線で新宿へ移動しました。有楽町駅へ向かう途中、有楽町マリオンの中を通って行きました。西武撤退が決定しているということで、滅多に来ない銀座なので "SEIBU" の看板が付いたマリオンの建物を撮っておきました。

SEIBU の看板が付いた有楽町マリオン
SEIBU の看板が付いた有楽町マリオン

西武の抜けた後は、阪急が増床するのでしょうか? ヤマダ電機が入居したりしたら最低だなぁ... と思ってしまいました。何か、銀座・有楽町という街にふさわしい店が入るといいですね。
posted by Okumura at 23:59 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

迎賓館訪問 Visited Akasaka Palace

今日 2010/07/27(火) は、招待を受けて迎賓館 The State Guest House を訪問してきました。

とは言っても迎賓館を利用する人からの招待を受けてゲストとして行ってきたはずはなく、一般公開に申込んで抽選に当選して招待されただけです...

四谷駅で降りて迎賓館へ向かいます。バッキンガム宮殿を彷彿とさせる正面のゲートや柵が見えてきました。ここまでは基本的に誰でもいつでも見に来ることができます。

迎賓館前で記念写真に収まる妻
迎賓館前で記念写真に収まる妻

今回の建物内部の一般公開は、迎賓館西門から入場です。迎賓館は正面から見たことしかなかったので、西門があるということ自体今回初めて知りました。

迎賓館西門
迎賓館西門

西門から入るとすぐ右手に折れ、小さな橋を渡ります。迎賓館らしい雰囲気の欄干がついた、なかなかいい感じの橋です。

西門入ってすぐの橋
西門入ってすぐの橋

何を超える橋かと思ったら、首都高 4 号線でした。

首都高 4 号線
首都高 4 号線

入るとすぐに行列に並びました。我々が到着した 12:10 頃には、行列は上の写真の橋の手前まで延びていました。それなりに並んでいるなと思いましたが、警備の人の会話を聞いていると、もう少し早い時間帯はもっと並んでいたようで「行列が西門より内側になった」というような話をしていました。案内葉書にも開始直後の 10 時が一番混雑すると書かれていたので、このイベントに関して言えば、早起きはお得ではないようです。

ちなみに、上の橋の写真で、橋の上に行列がないのは、係りの方が、橋の上は日差しをさえぎるものがないので、その上では列を作らなくてよいように整理されていたためです。この日はかなり暑かったので、これは有難かったです。

橋を越えたところの列へ進むと、セキュリティチェック直前に設けられたテントが見えました。その中でも待っている人がいました。

待ち行列テント
待ち行列テント

荷物は空港と同じような X 線の装置で中身をチェックされます。X 線検査係の方に荷物を預けた人は、これまた空港同様に金属探知機ゲートをくぐって入場します。しかし、チェック済みの人と、チェック後の人を分ける柵などがないので、このチェックは実際には意味がありません。

セキュリティチェックを過ぎると、4 つほどある受付名簿確認机に順次案内され、当選葉書と、身分証明書を見せて受付を行います。受付が終わった印として、ごらんのようなバッジをもらいます。なんと、五七桐の紋章付きです。

五七桐入り迎賓館参観受付済みバッジ
五七桐入り迎賓館参観受付済みバッジ

また、パンフレットもいただきました。

迎賓館パンフレット (表)
迎賓館パンフレット (表)

迎賓館パンフレット (裏)
迎賓館パンフレット (裏)

セキュリティを抜けたところにコインロッカーがあり、持ち歩くのに不適切な荷物を持っている人は預けていくことができます。小さなカバン以外はなるべく持っていかないように言われましたが、旅行用のキャスタートランクを持っているような人以外は、持って行くこと自体を止められてはいませんでした。実際に我々は 2 人ともそれほど大きなものではありませんがデイパックを背負っていましたが、そのまま入ることができました。

建物へ進む通路の入口に、案内看板があります。このイベントは政府行事らしく、民間行事ではありえないほど至る所に人が配置されていて、この看板の横にも、「この案内をお読みになってから、この先へお進みください。1 時間程度の行程です。この先にトイレはありませんので、休憩所でお済ませになることをお勧めします。」というような事を、30 秒間隔ぐらいでず〜っとしゃべっていました。警察か宮内庁の方だと思うのですが、大変なことです。

迎賓館参観案内図
迎賓館参観案内図

我々は、暑かったので少し涼んで行きたかったのと、トイレに行っておいたほうが良さそうだったのとがあって、休憩所に立ち寄りました。休憩所の中では、迎賓館を紹介する DVD がエンドレスで流されていました。休憩所内はエアコン付きで、少しほっとします。

迎賓館紹介 DVD を流す休憩所
迎賓館紹介 DVD を流す休憩所

迎賓館の建物に進むと、向かって右手の入口が開いていて、ここが一般参観の入口となっていました。

迎賓館建物内部見学入口
迎賓館建物内部見学入口

この先、今回のイベントのハイライトである迎賓館の内部の見学をしばらくしたのですが、館内は写真撮影禁止だったので、絵がありません。

入館すると、カバンにしまえない傘は、傘立てに置いて行くように言われます。また、カーペットの上を歩いてくださいと何度か注意を受けました。他に、調度品だけでなく、カベや扉、ドアノブの類も含めて、触らないように言われます。例外は見学経路の途中に、上り、下り 1 つずつある階段の手すりで、これは安全のためということだと思いますが、さわれます。というより案内の人が積極的に「手すりを持って上ってください。」というように言っていました。経路の後半にある下りの階段の手すりは最近取り付けられたと思われるしょうもないものですが、経路の最初の方にある上りの階段の手すりは、少し年代を感じさせるものでした。建物内でさわれる唯一迎賓館らしいものでした。

建物内部は、彩鸞の間、花鳥の間、中央階段 2 階大ホール、朝日の間、羽衣の間と進んで見学します。それぞれの部屋では案内の人が立って、ずっと説明を繰り返ししゃべってくれていました。それぞれの部屋は一般の建物よりはもちろんかなり広いのですが、思っていたよりは狭く感じました。

ちなみに、建物内部は冷房が効いていて涼しいです。冷房は、人によってはちょっと寒いと感じるかも知れないほどよく効いていました。古い建物で建築当初は当然冷房はなかったものと思われますが、冷房装置は古い建物の雰囲気になじむように設定されていました。

建物を出ると、建物の裏手の方へ進むのが順路となっています。裏庭には、アメリカのフォード大統領や、ソビエトのゴルバチョフ大統領が来日した時の、記念植樹の木がありました。

フォード大統領の記念植樹木
フォード大統領の記念植樹木

フォード大統領の記念植樹木の説明板
フォード大統領の記念植樹木の説明板

ゴルバチョフ大統領の記念植樹木
ゴルバチョフ大統領の記念植樹木

ゴルバチョフ大統領の記念植樹木の説明板
ゴルバチョフ大統領の記念植樹木の説明板

迎賓館の裏手は、いかにも西洋式という感じの庭になっていて、噴水もあります。

迎賓館南庭噴水
迎賓館南庭噴水

建物の北面は、いつでも誰でも来れる、一番最初の写真の場所からも見えるので見たことがありますが、今回初めて南面を見ました。

迎賓館南面
迎賓館南面

迎賓館が建っている場所は傾きがあるのか、正面にある車寄せのスロープより、かなり長くて急な階段がついています。階段の上までは行ってよいようになっていたので、階段最上部のテラス状の部分に立って、階段の下の部分から写真を撮ってもらいました。

迎賓館南面階段部分で記念写真
迎賓館南面階段部分で記念写真

噴水のところも明らかな記念撮影スポットで、大勢の人が写真を撮っていました。私も妻に撮ってもらいました。

迎賓館南庭噴水で記念写真
迎賓館南庭噴水で記念写真

南庭の出口に近い一角に、休憩用のテントが設置されていました。この日は日差しが強くとても暑い日だったので、日陰となっているテントの中では大勢の人が休んでいました。

南庭の一角に設置された休憩用テント
南庭の一角に設置された休憩用テント

休憩用テントの裏手には、飲み物の自動販売機も臨時に設置されていました。500ml のペットボトルは 100円、300ml のペットボトルは 80 円のお買い得価格です。迎賓館の庭に自動販売機があるという光景は、考えてみると不思議な光景です。

迎賓館南庭の自動販売機
迎賓館南庭の自動販売機

暑くて熱中症対策を考える人が多いのか、唯一あったスポーツドリンクであるアクエリアスは売り切れていました。また 300ML の飲み物が 80 円と安いのはいいのですが、10 円玉の釣銭が切れていると買えません。100 円玉を入れて買う人が多いためか、我々が見た時には 2 台設置された自動販売機のどちらも 10 円玉釣銭切れでした。妻も私も暑かったので飲み物を買いたかったのですが、運悪く 80 円ちょうどの小銭がなくて買えませんでした。どうしようかと思っていると、ラッキーなことに 10 円玉をたくさん入れて商品を買った人がいて、10 円玉釣銭切れランプが消えました。その一瞬に 80 円の飲み物をそれぞれに買いました。我々の後に、もう 1 人ぐらい買ったところで、また 10 円玉釣銭切れになっていました。その直後直射日光の中庭を歩いてきたおじさんが自動販売機を見つけて嬉しそうに近寄ってきて、100 円玉を入れて「あれ、売り切れてないのに、ボタンが押せない」と言ったあと、釣銭切れに気付いて「今飲みたい。100 円でいいから売ってよ。」と自動販売機に話しかけていました。

休憩テントのところからさらにまわって、正面の北面に出ます。

迎賓館北面
迎賓館北面

表側である北面でも、記念撮影をしてみました。

迎賓館北面で記念撮影をする妻
迎賓館北面で記念撮影をする妻

正面ファサードの車寄せの部分は上がることができたので、正面入口をすぐ近くで見れました。正面入口は 3 つの扉がついています。3 つともパッと見たら一緒なのですが、よく見ると中央のものだけ違いました。

正面入口扉 1
正面入口扉 1

正面入口扉 2
正面入口扉 2

正面入口扉 1 と正面入口扉 2 の写真の違いがわかりましたか? 良く見ると一番上の部分に、中央扉だけ菊の御紋が付いています。

正面入口扉 1 - 向かって左の扉には菊の御紋はない
正面入口扉 1 - 向かって左の扉には菊の御紋はない

正面入口扉 2 - 中央扉には菊の御紋がある
正面入口扉 2 - 中央扉には菊の御紋がある

玄関扉だけでなく、建物の意匠の細かい部分に、おもしろいところが色々ありました。

こちらは屋根の上の飾りですが、中央には兜をかぶって和風のヨロイを来た兵士の像があります。陸軍を意味しているものと思われます。

兜をかぶってヨロイを来た兵士の像
兜をかぶってヨロイを来た兵士の像

こちらも屋根の上の飾りです。怪獣映画に出てくる生き物のようですが、建物内で聞いた説明から推測すると、これは彩鸞の間の壁面にも彫刻があった鸞 (ラン) なのではないかと思います。

鸞の像
鸞の像

こちらは建物そのものではありませんが、北面車寄せの端にある外灯です。細かい部分にゴテゴテとした装飾がされていて、ヨーロッパの古い建築の意匠を良くまねて作ってあり、金具の部分が植物であるような装飾が施されています。

迎賓館北面車寄せ外灯
迎賓館北面車寄せ外灯

館内が撮影禁止だったのがちょっと悲しかったのですが、全般的には楽しく見学をすることができました。入口と同じ受付テントのある場所が出口です。

出入口のところには、迎賓館の写真集などを売る店のテントが出ていました。また郵便局の臨時出張窓口も出来ていました。

売店
売店

出口へ向かう橋を渡る横の部分には、今後の一般参観の予定が書かれていました。今日の館内見学は、毎年 7 月下旬か 8 月上旬に行われているイベントで、毎年 5 月頃に日程公表し、5 月中頃から 1 ヶ月程度の間申込み募集し、抽選で決定ということが説明されていました。
また、秋には前庭の見学が例年行われているという事も説明されていました。秋の前庭公開は、事前申込み等は必要なく、公開されている日に直接来れば見れるそうです。

今後の参観等の予定案内看板
今後の参観等の予定案内看板
posted by Okumura at 23:57 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月25日

タリーズコーヒースクール TULLY'S COFFEE SCHOOL

ある日の通勤の帰り、中央林間駅を降りてからトイレを借用しに東急スーパーへ入りました。トイレだけ借りて帰るのは申し訳ないので、電池などちょっとした買い物を済ませ、さて帰ろうと 1F のタリーズコーヒーの前を通りかかると、コーヒースクールを予定しているという掲示がありました。

興味があったので自宅に帰って調べてみると、タリーズのサイトにコーヒースクールの情報がありました。掲示を見た中央林間店のスクールは平日の上、妻と一緒に参加したいと思っていたのに、お店の掲示では残席 1 となっていたので、ちょっと参加は難しそうです。他に探してみると、本厚木店のスクールの 2010/07/25(日) 14:00-16:00 の回が、自宅からも遠くなく、日程、時間も都合が良さそうです。

ということで申込んでおいたコーヒースクールに、本日 2010/07/25(日) 行ってきました。

こちらがタリーズコーヒー TULLY'S COFFEE 本厚木店です。アイザワ証券の看板のかかっている建物に入っているだけなのかと思いきや、タリーズの店舗の窓にもアイザワ証券の名前の入った青いバナーがついています。店舗に入ってみると、実はアイザワ証券の店舗の一部がタリーズコーヒーになっているようで、証券会社のトレード情報を表示するためのディスプレイがあったり、証券会社のカウンターがあったりと、ちょっと不思議な構造です。といっても、この日は証券会社は休みでコーヒーを飲みに来ているお客さんしかいないので、店内の様子は、そういうカウンターがあるといった事を除けばいたって普通のタリーズです。

タリーズコーヒー TULLY'S COFFEE 本厚木店
201007CIMG7711

お店の人にコーヒースクールを予約している旨を告げると、最初に会計です。1 人 2,000 円、2 人で 4,000 円を支払います。一番奥の小さく区切られた部屋に案内されました。そこが教室となるようです。NO SMOKING ROOM と入口に書かれていましたが、タリーズは SMOKING ROOM 以外は元々禁煙で、SMOKING ROOM は別にあるので、この小部屋が普段何に使われているのかちょっと不思議でした。

部屋に入ると講師の方からコーヒーノート COFFEE NOTEBOOK FOR TULLY'S COFFEE SCHOOL という小冊子をもらいました。

コーヒーノート COFFEE NOTEBOOK FOR TULLY'S COFFEE SCHOOL
コーヒーノート COFFEE NOTEBOOK FOR TULLY'S COFFEE SCHOOL

中を見ると、コース 1、2、3 の講義内容についてそれぞれについて簡単な説明があり、最後のページには受講完了のシールを貼る欄があります。私は実はこの時点で、申込んだコースにコース 1、2、3 の別があることにまだ気付いておらず、単に初回に来た人にはコース 1 を教えるのだろうと思っていました。

講師の方の準備が整い、コーヒースクール開始です。参加者は 4 名の申込みだったそうですが、2 人が直前にキャンセルしたということで、妻と私の 2 人だけの、プライベートレッスン状態です。

「ではコーヒースクール "2" を始めさせていただきます。」と言ったところで、「え、コース 2 なんですか?」と聞いてしまいました。そうなんです。私が申込んだ時間はコース 2 で、コース 1 は別の時間に設定されていました。講師の方は、コース 2 を最初に受講しても特に問題ないということと、上記のように、今回は幸いにも妻と私だけが受講者だったので、コース 1 の内容に変更しても問題ないと言っていただきました。準備内容を変更してもらう必要もあって申し訳なかったのですが、普段家でコーヒーを入れているペーパードリップの内容はコース 1 に含まれているので、わがままを言ってコース 1 に急遽変更してもらいました。

まず、コーヒーの木の写真の説明を聞いたり、豆の生豆を見せてもらったり、焙煎の程度の違う豆を何種類か見せてもらったりといった「勉強」をしました。その後、ペーパードリップの実習です。講師の方は「ハンドドリップ」と呼んでいたので、そちらが正しい名称なのかも知れません。

まず手順の説明をしながら、講師の方がお手本を見せてくれます。その後、我々がトライします。普段は 2 〜 3 人に 1 組の器具の割当となり、実習は必ずしも全員ができるわけではないらしいのですが、今回は 2 人だけだったので、2 人とも器具を使って実習できました。

ハンドドリップ実習中の妻
ハンドドリップ実習中の妻

講師の方には、私の方が妻よりも上手と評価していただきました。私の淹れたコーヒーと妻の淹れたコーヒーを飲み比べてみましたが、私の淹れたコーヒーの方がちゃんと味が出ていて、対して妻の淹れたコーヒーは少し薄い感じでした。ちなみに講師の方が淹れたコーヒーは私が淹れたコーヒーよりさらにしっかりと味が出ていました。ドリッパーの中心に、ゆっくりと、一定のペースで、小さく「の」の字を描きながらお湯を注ぐのがコツなのだそうです。ちょっとした違いで味が本当に変わるという事がわかって驚きました。

続いて、同じ豆を 2 種類の淹れ方で比較するという講義です。ハンドドリップと比較するのは、フレンチプレスという器具です。

フレンチプレス
フレンチプレス

このフレンチプレスという器具は、日本では紅茶を淹れるために使われているところをよく見ますが、以前オーストラリアに行った時泊まったホテルでは、この器具をコーヒーを淹れるための道具として部屋に備え付けていたので、コーヒーを淹れるのにも使うという事は知っていました。しかしオーストラリアのホテルで、この器具を使ってコーヒーを淹れた結果は、味は薄いし、粉は混ざるしで、いいところがありませんでした。

今回は自分で実習ではなく、フレンチプレスも、ハンドドリップも、講師の方が淹れてくれます。フレンチプレスは、規定量の豆を入れた後、規定量のお湯を注いで、4 分まったらプレスするだけで、ハンドドリップより手間がかからないのが特徴なのだそうです。また注いでいくと最後の方で粉が混ざってしまうことはやはりあるそうです。私がオーストラリアで使った時は、4 分もまたずにプレスしてしまったし、抽出した全量をカップに注いだので、味が薄くて粉が混ざってしまったのでしょう。

フレンチプレスで淹れたコーヒーとハンドドリップで淹れたコーヒーを飲んで比較してみると、味はフレンチプレスの方がしっかり出ますが、ハンドドリップの方がすっきりした味わいになります。フレンチプレスで淹れたコーヒーを見ると、うっすらと油が浮いています。これは本来コーヒー豆に含まれている油なのですが、ハンドドリップだとペーパーフィルターで濾されてしまいます。その他にも色々な成分がフィルターで濾されるため、フレンチプレスとハンドドリップでの味の違いが出るのだそうです。個人的な印象では、フレンチプレスで淹れたコーヒーは雑な感じがして、ハンドドリップの方が好みです。これを言うと、妻が「普段コーヒー豆が変わっても気付かないのに、何をわかったふうに言ってるの」と爆笑していました。

ここで前半終了です。10 分ほどの休憩の後、後半はアレンジコーヒーの勉強です。

最初はカフェモカです。エスプレッソマシンで淹れてきたエスプレッソに、チョコレートシロップを入れ、泡立てたミルクを注いで完成です。

カフェ・モカの準備
カフェ・モカの準備

講師の方に「チョコレートシロップは、ハーシーズ HERSHEY'S とかでいいんですよね?」と聞いて見ると「ハーシーズも美味しいですよね。でも、タリーズのチョコレートシロップがお勧めですよ。タリーズのチョコレートシロップは他より美味しいので、タリーズのカフェ・モカは、スタバより断然美味しいと思います。」と愛社精神あふれる回答をいただきました。その回答で、私はタリーズでチョコレートシロップを売っているということを初めて知りました。

続いて、バニラフレーバーのアイスミルクコーヒーです。正式にはもう少しカッコイイ名前で呼んでいたような気がするのですが、忘れてしまいました...

ミルクフォーマーという器具に牛乳を入れ、バニラシロップを加えてかき混ぜます。かき混ぜると泡立つことによってかなり体積が増えます。これをアイスコーヒーに加えて完成です。

バニラフレーバーのアイスミルクコーヒーの準備
バニラフレーバーのアイスミルクコーヒーの準備

シロップの種類などを工夫することで、色々楽しめそうなメニューでした。

最後はアフォガードです。冷たいアイスクリームに、温かいエスプレッソをかけて食べるデザートなのですが、エスプレッソマシンがないと作れません。しかしこの教室では、ハンドドリップで濃いコーヒーを作ってアフォガードを作る方法を教えてくれました。

アフォガード
アフォガード

アフォガードは元々好きなので、今日もおいしくいただきました。

アフォガードの説明をしている時に、講師の方の説明の中に「タリーズではアイスクリームを売っている」という内容があって、私は初めてタリーズでアイスクリームを (アフォガードの中に使われている分ではなく) 単品で売っているということを知りました。あんまり買っている人を見たことがないのですが、ちゃんとカップ、コーンの両方のスタイルで、ほとんどの店舗で扱っているのだそうです。

これでコース 1 終了です。スクールという言葉にはちょっと身構えてしまうところもありますが、明るい講師のおかげもあって、楽しくコーヒーの勉強をすることができました。

最後にお土産をもらえます。コース 1、2、3 でそれぞれお土産が異なるそうなのですが、今回は我々が夫婦で参加していたので、同じものを 2 つあってもよくないだろうと配慮してくれて、コース 1 のお土産と、コース 2 のお土産をそれぞれもらいました。

コース 1 のお土産は、タリーズコーヒースクールのロゴの入った、小さめのトートバッグと、コーヒー豆の計量スプーン、あとは好きなコーヒー豆 200g です。

タリーズコーヒースクールロゴ入りトートバッグ
タリーズコーヒースクールロゴ入りトートバッグ

コーヒー豆の計量スプーン
コーヒー豆の計量スプーン

コース 2 のお土産は、タリーズコーヒースクールのロゴの入った、ブックカバーと、好きなコーヒー豆 200g です。

タリーズコーヒースクールロゴ入りブックカバー
タリーズコーヒースクールロゴ入りブックカバー

お土産の豆は 200g の任意の商品を選べます。我々は、タリーズアニバーサリーブレンド TURRY'S Anniversary Blend と、フレンチロースト FRENCH ROAST を選びました。

タリーズアニバーサリーブレンド 200g、フレンチロースト 200g
タリーズアニバーサリーブレンド 200g、フレンチロースト 200g

最初コーヒースクールを申込む時に、実は 1 人 2,000 円という点には若干抵抗感もありました。しかし受講後の現在、講義の内容や、お土産のうちコーヒー豆 200g だけでも、タリーズ店頭だとだいたいどの商品も 1,000 円前後するという点、さらに、講義の途中で飲むコーヒーやアフォガードの価格なども考えると、2,000 円というのは非常にお得なものであったと思います。

普段自宅でやっているハンドドリップにも、色々奥深い点があることがわかり、勉強になりました。今晩コーヒーを淹れてくれた時から、妻は早速実習の成果を生かして「正しい」方法でコーヒーを淹れてくれました。
posted by Okumura at 23:31 | 神奈川 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月22日

2010/07/21(水) の食事事情 (桜丘カフェ、カナルカフェ CANAL CAFE)

3 日目の昼食は、オフィスのすぐ近くにある桜丘カフェという喫茶店のランチです。

この喫茶店には、以前妻が働いていて弁当がなかった頃には何度か来た事がありますが、最近なぜかヤギ小屋が設置され、ヤギを見ながら食事ができるという新しいコンセプトの喫茶店になっています。なぜヤギなのかは不明です。ヤギ小屋設置後には入ったことがなかったので、今回入ってみることにしました。

ヤギ小屋は屋外テラス席だった場所の一部を改造して設置されています。

ヤギ小屋
ヤギ小屋

テラス席の、ヤギ小屋すぐ横席が空いていたので、そこに座りました。ヤギさんたちをすぐ近くで見ることが出来ます。

黒ヤギさん (ショコラちゃん)
黒ヤギさん (ショコラちゃん)

白ヤギさん (さくらちゃん)
白ヤギさん (さくらちゃん)

ヤギ小屋が設置されたばかりの頃はまだ涼しかったのでよかったのですが、この日の外気温はヤギには高すぎたようです。せっかくヤギ小屋すぐ横の席に陣取ったのに、ヤギはほとんどずっとぐったりしていました。

ヤギを愛でながら食べたランチですが、宮崎料理であるチキン南蛮があったので、それを選びました。スープ、飲みものが付いて 1,000 円です。(確かランチメニューはすべて 1,000 円です)

チキン南蛮セット
チキン南蛮セット

食事を終えて、紅茶を飲みながらヤギを見ていると、白ヤギのさくらちゃんがもそもそと動き初めました。少しは愛想を振りまいてくれるのかと思いきや、なんとオシッコをし始めました。

オシッコをする白ヤギ (さくらちゃん)
オシッコをする白ヤギ (さくらちゃん)

動物なので仕方ないのですが、実際目の当たりにすると、これって、食事をする場所としてはどうなんだろうと思ってしまいました。

夕食は飯田橋にある カナルカフェ CANAL CAFE という、お堀に浮かぶように建てられたレストランです。少し前に、クレジットカード会社の請求書と一緒に送られてくる小冊子に紹介されていたのを見て、なかなか雰囲気が良さそうなので行って見ようと思っていたのです。

このレストランは、ウエイターが料理をサーブしてくれるレストラン部分 (お金持ちエリア) と、セルフサービスのデリカテッセン部分 (貧乏人エリア) があります。入口を入るとすぐに、貧乏人は右へ、という看板があります。

お金のある人は左へ、貧乏人は右へ、という看板
お金のある人は左へ、貧乏人は右へ、という看板

看板に従い貧乏人エリアへ進みます。十分おしゃれです。

デリカテッセンで買ったものを食べられるエリア
デリカテッセンで買ったものを食べられるエリア

買ったのはパニーニのセット 1,300 円です。(カナルカフェ CANAL CAFE の Web site を見ると 1,300 円と書いてあります。記憶では 1,200 円だったような気がするのですが、記憶違いでしょうか?)

パニーニのセット
パニーニのセット

パニーニのサンドイッチ、クロワッサンのサンドイッチ、フライドポテト、飲み物、デザートがついてきます。飲み物は紅茶を選んだら、さくらティーでした。おしゃれ第一の店なので、量はやはり少なかったです。が、フライドポテトのおかげか、思ったより満腹感を得られました。

貧乏人エリアといっても、この量で 1,300 円もするので、十分お高いのですが、都心で、水上のいい感じのデッキで、中央線快速列車と総武線緩行列車が行きかう様を見ながら楽しく食事ができて、よかったです。

水上デッキ席の風景
水上デッキ席の風景

明日 2010/07/22(木) は妻が帰ってくるので、久々の外食三昧は今日で終わりです。

posted by Okumura at 00:21 | 神奈川 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする